#まえがき
この度AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトに1ヵ月の勉強期間で一発合格することができました!
スコアは795点でした。(800点は行きたかった。。。)
私はこの春から新卒でIT業界に入りました。実務経験も無い中でのSAAの勉強だったので合格できるかとても不安でした。
なので、この記事がSAA勉強中の方々に少しでも参考になれば幸いです。
#勉強前のスキル
まずは1ヵ月の勉強で合格したといっても、もともとどれぐらいの知識量があるかも大事な指標だと思います。
私は大学では数学と情報を学ぶ学科にいました。なので基本的なネットワークやコンピュータの知識の土台はありました。
またアプリ開発も趣味でやっており、レンタルサーバにWEBサーバやDBサーバを構築してPHPやJavaで簡単な掲示板などを作ったりして遊んでいました。
実はAWSに出会ったのも大学生のころで、レンタルサーバの代わりにEC2でサーバ構築などもしてました。
なので、そのころからEC2やRoute53だけは知ってました。(それ以外は知らなかったです。。。)
あとはVirtualBoxでLinux仮想マシンを触ったりもしてたので、なんとなく仮想化とは何なのかくらいは知っていました。
そんな感じでIT技術にもともと関心があったので、新卒ではありますが広く浅く知識はありました。
とは言ってもITの実務経験はゼロなので分からないことの方が圧倒的に多いです。
#勉強に使った教材
今回の勉強で使った教材は以下の通りです。
・CloudTech
・Udemyハンズオン動画講座「これだけでOK!AWS認定ソリューションアーキテクト‐アソシエイト試験突破講座」
・Udemy模擬試験「AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト模擬試験問題集(6回分)」
・YouTubeに上がっているAWS Japanのブラックベルトセミナー動画
・KoiwaClub
#勉強法
前述したように少し知識はあるとは言うものの、一般的な大学生よりも少し詳しい程度でAWSサービスに関してはほぼ未経験と言えるレベルです。
なのでゼロからの勉強という感じでスタートしました。
以下が勉強の流れです。
##1.ハンズオン動画教材で体系的にインプット
まずはCloudTechのハンズオン動画講座で実際にAWSサービスを触りながらAWSの大体のイメージを付けました。しかしながら、CloudTechの動画講座ではサービスについて十分に理解できるレベルには到達できませんでした。
なのでUdemyの動画講座も購入して勉強しました。個人的にはUdemyの動画講座はとてもおすすめです。これさえ受講すればSAAに出ててくるサービス一通りを理解できます。正直CloudTech観ないで最初からUdemy動画講座を受講しとけばよかったと感じます。
##2.ひたすら問題集を解きまくる
Udemyで一通りのサービスが理解できたところでSAAの問題集を解き始めました。CloudTechの問題集(410問)を使いました。CloudTechの問題を2~3周したところでKoiwaClubの問題集も購入して勉強しました。
CloudTechの問題は本番レベルにも近い良いレベル感でしたが、解説がちょっと雑な気がしました。。。
KoiwaClubはレベル感も良く、解説が非常に丁寧でした。
正直、問題集に関してもCloudTechを使わずにKoiwaClubだけで十分だと思います。
##3.ブラックベルトの動画で深くインプット
Udemyの動画学習で一通りサービスを理解したとしても、やはりSAAの問題を解くにはもっと深い理解が必要でした。さらには動画学習では触れられていなかったサービスなども出てきました。
そんなときに役に立ったのがAWS Japan公式のYouTube動画でした。このチャンネルでは個々のAWSサービスのセミナー動画が公開されています。AWSのプロによる解説で非常に細かいところまで理解することができます。
一つの動画で40~50分ほどありますが、話すスピードも遅いので1.5倍速で見るのがおすすめです。
寝る前や通勤時間、お風呂に入りながら見てました。
##4.Udemy模擬試験で自分のレベルを知る
ここまで来ると問題集の正答率もだんだん上がってきます。自信が付いてきたところで自分がどれくらいのレベルに到達してるか測るためにUdemyの模擬試験を受け始めました。
ただUdemyの模擬試験は結構難しい問題が多いです。最初は全然できないと思いますが落ち込むことはないです。Udemy模擬試験で6割くらい取れていれば十分合格できるレベルだと思います。
模擬試験を解いた後は間違えた問題などをしっかりと復習します。
こんな感じで勉強をしてました。
#勉強するコツ
##1.まずは体系的に学ぶ
とくに私はAWSの実務経験もありませんし、EC2やRoute53くらいのサービスしか知らない状況でした。
初心者や未経験の方は特に、まずは焦らずにインプットに時間を使った方が良いと思います。
最初から問題集を解きはじめて、分からない箇所をしらみつぶしで無くしていくという勉強法も一つではありますが、初心者がそれをやると解説記事を見ても分からない言葉を分からない言葉で説明されているので余計に分からなくなってしまいます。
まずはイメージを持つことが大切なので動画教材などで体系的に学ぶことをおすすめします。
##2.ネットワーク・コンピュータの理解も意識する
AWSはあくまでもPaaSやIaaSなどのサービスです。そのサービスの裏には必ず物理的なサーバやネットワーク機器が存在します。なので、そのあたりの知識を持っているとAWSサービスの理解もとても効率的です。
また、AWSサービスはオープンソースソフトウェア(OSS)をベースとしたサービスがとても多いです。なので、何がAWSのサービスで何がOSSなのかなどを区別しながら勉強できると良いと思います。
私自身、AWSのサービスについて調べている時間と同じくらいネットワークやコンピュータについて調べる時間を費やしていました。
##3.他の選択肢が間違いである根拠も理解する
これは非常に重要です。SAAの4択では非常に似たような選択肢があることが多いです。なので自信をもって「これだ!」と言える問題はそう多くはありません。
そこで、逆に「どうしてこれは違うか」というところまで考えて消去法的に正解にたどり着けられるスキルもとても重要です。
なので、問題文をよく読み些細なキーワードを取り逃さないようにすると良いと思います。
##4.覚えたらアウトプットする
アウトプットすることもとても大事です。
私の場合は覚えたAWSサービスについてQiita記事に投稿したり、同期の仲間に教えたりしてアウトプットをしました。アウトプットする際に間違ったことを言えないのでさらに調べることになります。アウトプットすることでかなり知識定着につながります。
#試験を受けた感想
試験はテストセンターで受験しました。
受付などもITパスポートなどと同じような感じで、本人確認をして荷物をロッカーに入れて部屋に案内されました。
正直、試験中はかなり手ごたえを感じながらやってました。たぶん受かるだろうなぁ。。。と薄々感じてました(笑)
AWSの規約的に試験内容などについては教えることはできませんが、KoiwaClubなどの問題集をたくさんやり込み分からない問題を無くしていけば合格レベルには持っていけます。
#さいごに
ここまでだらだらと長文を書いてしまいましたが、最後まで読んでくださり誠にありがとうございます。
クラウドという分野は非常に注目されており、世界的にもシステムのクラウド化は進んでいます。
AWSをはじめ、AzureやGCPなどのスキルをたくさん身につけていきたいですね!
これからもたくさん勉強していきましょう!