Sharperlightクエリビルダの拡張表現では、SQL文のLike演算子のような式が使えるようになっています。
このような結果を返すクエリがあるとします。
コードがA3で始まる行を見つける拡張表現を定義してみます。
クエリ定義に戻って、拡張表現を追加します。出力領域の右クリックメニューから拡張表現を追加
を選びます。
拡張表現タブの検索フィールドにlikeと入力します。関数リストに表示された検索結果から、Do SQL like wildcard ~を選択し、ダブルクリックします。
すると選択した関数が、拡張式関数の構文フィールドへ転送されます。
IsLike関数の第一引数は、検索パターンを記入します。ここでは"A3%"
とします。第二引数には、検索対象文字列を指定します。ここでは、コード
フィールドの文字列を検索したいので、コードフィールドを参照する名前、{%コード}
を記入します。
{%コード}
は、検索フィールドの値をクリアし、全ての関数を再表示させ、現在の行フォルダーを展開することで取得できます。
今回は、実行結果を表す文字列を表示するだけにするので、真と偽を表現する文字列もこのように設定します。
最後にデータ型
をTextにします。
では、プレビュー
ボタンで実行してみましょう。
コードがA3で始まる行には、見つかった
が表示されました。
以上、IsLike関数の紹介でした。他の関数との組み合わせで様々な使い方ができると思います。