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【Excelアドイン】Exceでレポートを作成する

Last updated at Posted at 2024-03-15

はじめに

ここではSharperlight Excelアドインを使用してExcelレポートを作成する方法についての記事を書いています。

エクセルでレポートを作成する

折角なのでSharperlightアドインを利用して簡単なレポートを作成してみます。

エクセルを起動して1.セルC5を選択、Sharperlightリボンより2. テーブルアイコンをクリックしてクエリービルダを起動します。
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フィルターの指定

SQL文ではFROM句WHERE句に相当する部分です。
今回は製品つまりデータソースにDynamics 365 Business Centralを使用します。Company<DEFAULT>でいきましょう。
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テーブルには、Cust. Ledger Entryを指定します。
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このテーブルを選択すると、Customer No.Posting Dateという二つの必須フィルターが自動的に表示されます。今回は二つともそのフィルター値を<ALL>のまま使用します。この二つのフィルターに関しては、どんな値でもいいですよということです。
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また、下段左側に選択されたテーブルの列およびJOIN情報がツリー形式で表示されます。
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ここから出力に使用する列やフィルターとして使用したい列を選択することになります。
早速、Document No.Due DateおよびOpen列をドラッグ&ドロップでフィルター領域に設定します。
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それぞれの値はこのように指定します。
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出力アイテムの指定

SQL文ではSELECT句に該当する部分です。
選択ツリービューよりダブルクリックあるいはドラッグ&ドロップで、出力領域にクエリ結果として表示したい列を設定します。
今回はこれら三つの列を出力します。Amount列は更に降順でソートするオプションを付与しました。
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プレビューおよび確定

プレビューボタンでクエリを検証してみます。
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正常に動いたのでOKボタンでエクセル上にデータを展開します。
セルC5にSharperlightの表数式が定義され、すぐ下のセルを起点とした表が作成されました。
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セル参照を用いたフィルターの改善

もう少しこのレポートを使い易くします。
セルA3セルA4にそれぞれ以下のように記入します。またセルB3には<DEFAULT>と記入します。
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セルC5をダブルクリックしてクエリ定義を呼び出します。
初めに1. クエリビルダのCompanyフィルターの値フィールドを選択します。次に2. セルB3をダブルクリックします。
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セルB3を参照する式が、クエリビルダのCompanyフィルターの値フィールドに設定されます。
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同じように、初めに1. クエリビルダのDue Dateフィルターの右側の値フィールドを選択します。次に2. セルB4をダブルクリックします。
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セルB4を参照する式が、クエリビルダのDue Dateフィルターの右側の値フィールドに設定されます。
image.png
セルB4には、30/06/2022と日付値を設定しておきます。
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これでクエリの変更は終了です。クエリビルダのOKボタンで変更を反映させます。
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これで、セルB3セルB4に入力された値が、Sharperlightの表数式(クエリ)のフィルタに反映されます。
試しにセルB4をダブルクリックしてみてください。日付選択ダイアログが起動します。
image.png
違う日付を選択すると直ぐにクエリの再計算が実行されます。
image.png

フィルターセルの背景色を変更したりレポートを整えます。
エクセル標準のThemesを利用します。
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おわりに

どうでしょうか、レポート作成が簡単にできそうですね。

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