今回は、SharperlightパブリッシャーでYouTubeのプレイリストを表示するレポートを作成してみます。
Google API Keyを取得済みであることが前提です。そしてこのAPIを有効にしておきます。
クエリの詳細
あらかじめ作成しておいたクエリ、つまりYouTubeAPIからプレイリストの詳細を取得するクエリがあるので、それについて説明していきます。
フィルター
1 製品： システム(Sharperlight)を使用します。
2 テーブル： Webページのテーブル、CSV、JSON、XMLまたはODataを選択します。
3 Google API KEY： プロンプトフィルターとして追加する。（プロンプトフィルターとは、クエリのWHERE句には記述されないフィルターで、値の受け渡し等に使用できる）
4 Playlist ID： クエリをかけて情報を得たいYouTubeのプレイリストのID。これもプロンプトフィルターとして追加する。
5 URLリンク： プレイリスト情報を得るためのAPIエンドポイントURLを指定する。
https://www.googleapis.com/youtube/v3/playlistItems?part=snippet&maxResults=50&playlistId={@PlayListID}&key={@APIKEY}
6 開始位置： APIから返ってくるJSONデータのレコード配列名を指定する。
出力
1 タイトル： 拡張表現。JSONデータ snippetからtitleの値を取り出します。
2 リストアイテム番号： 拡張表現。 JSONデータ snippetからpositionの値を取り出し、1を加算します。
3 説明： 拡張表現。 JSONデータ snippetからdescriptionの値を取り出します。
4 Video URL： 拡張表現。非表示。それぞれのビデオを鑑賞するためのURLを作成します。
5 Image URL： 拡張表現。非表示。それぞれのビデオのサムネイルを取得するためのURLを作成します。
6 ビデオ： 拡張表現。各ビデオへのHTMLリンクを作成します。上記4および5で作成したURLを使用します。
7 公開日： 拡張表現。各ビデオの公開された日時を表示します。Date型に変換しています。
8 snippet： 返ってくるJSONデータの読み込み対象部位。
クエリ（Webレポート）の実行
クエリを保存して、Webレポートのグループ名、コードおよびレポートのタイトル等を記入して保存します。
Sharperlightサービスの起動を確認後、右クリックメニューのレポートの表示でレポートをブラウザで閲覧してみます。
このようなレポートが表示されます。
ビデオのサムネイルをクリックすると、YouTubeビデオを閲覧することができます。
では、失礼します。