MariaDBをインストールしたので、早速Sharperlightからアクセスしてみたいと思います。
MariaDBのインストールは各方面で紹介されているので、ここでは省略します。
データベースの準備
テーブルを作成したり、データを準備したりという作業がありますね。マイクロソフトSQLサーバーのような管理ツールがあるといいですね。
HeidiSQLというツールがあるようなので使用してみます。
HeidiSQLをインストールして起動したら、新規
ボタンを押します。
Unnamed
というエントリーが作成されるので適当に名前を付けます。
パスワードを入力し、開く
ボタンを押します。
管理画面に切り替わります。最上位のノードMyDatabaseの右クリックメニューから新規作成
-> データベース
を選択します。
データベース作成ダイアログが表示されるので、データベース名を入力しOK
ボタンをクリックします。
出来たばかりのデータベースを選択し、右クリックメニューから新規作成
-> テーブル
を選択します。
名前およびコメント、カラムを設定して保存
ボタンをクリックします。
次はデータを準備します。データ
タブに移動して右クリックメニューから行の追加
を選択します。
値を入力して、3レコードほどデータを作成します。
これでデータの入ったMariaDBが準備できました。Sharperlightとの会話に必要なデータモデルを作成します。
データモデルの作成
Sharperlightアプリケーションメニューからスタジオを起動します。
New
アイコンをクリックして、新しいデータモデル(Product:製品)の作成を開始します。
DescriptionとUnique Codeを記入して、Target PlatformにはMySQLを選択します。
接続情報入力画面になるので、MariaDBへの接続情報を設定し、接続テスト
ボタンで確認します。
確認後、OK
ボタンで接続情報を保存します。テーブルをインポートしますかという問い合わせダイアログが表示されるので、Yes
ボタンで次に進みます。
データベースオブジェクトをインポートするダイアログが表示されるので、Get Tables
ボタンをクリックします。Sharperlightエンジンが先ほどの接続情報を使用して、データベースのスキーマをチェックし、必要であろうテーブル/フィールド情報の読み込み準備を行います。今回はqiitasampleテーブルのみが必要なので、必要ではないオブジェクトのチェックを外します。OK
ボタンで読み込みを開始します。
読込が終了するとこのようなメッセージが表示されます。
これでデータモデルの準備ができました。データモデルを所定の場所に保存します。
接続情報の定義
先ほども接続情報を記入しましたが、あれはデータモデルにテーブル等のスキーマ情報をインポートするための接続だったので、今度はSharperlightアプリケーションがデータベースとの会話に使用する接続情報を定義します。
クライアントのセットアップで行います。
設定が済んだら接続テスト
ボタンで動作確認を行います。正常に接続ができればOK
ボタンで接続情報を保存します。
クエリの作成と検証
以上でSharperlightがMariaDBと会話できる準備が整ったので、早速クエリを作成して実行してみます。
Sharperlightアプリケーションメニューからクエリビルダを起動します。
フィルター領域の製品
(データモデル)に先ほど作成したデータモデルMy MariaDB、テーブル
には Qiitasample Customerを指定します。
全てのフィールドを出力領域に設定します。
プレビュー
ボタンでクエリの動作確認を行います。
正しくデータが返ってきましたね。
では、失礼します。