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【パブリッシャー】WebレポートにExcelダウンロード用アイコンを追加してみる

Last updated at Posted at 2024-01-16

はじめに

Sharperlightパブリッシャーは、お好みのデータソースからダイナミックに抽出したデータを元に、表やチャートなどを作成しブラウザ上で可視化することを手助けするエンドユーザー向けアプリケーションです。
今回は、表として作成したものをマイクロソフトエクセルファイルとしてダウンロードするためのアイコンを追加する方法、および装飾を試してみようと思います。

Webレポートの作成

Sharperlightアプリケーションメニューよりパブリッシャーを起動します。
image.png
パブリッシャーが起動したら、新規ボタンでWebレポートの作成を開始します。
image.png
先ずコードグループタイトルおよびレポートのタイトルを入力します。
コードグループでこのレポートの一意のコードとなります。
image.png
次にレポートの核となるクエリを作成します。
クエリーを編集ボタンでクエリビルダを起動します。
image.png
クエリビルダでは既存のデータベースを利用します。
Sharperlightは基本的にデータモデルを介してデータベースと会話します。そのデータモデルを製品と呼んでいます。ここではフィルター領域の製品でどのデータモデルに接続するかを指定します。
image.png
データモデルが指定されると、そのデータモデルに定義されている各テーブルにアクセス可能となります。
フィルター領域のテーブルでは、使用するテーブルをその一覧から選ぶことになります。
image.png
テーブルが指定されると、今度はそのテーブルに属する列およびJOIN情報が選択領域にツリー形式で表示されます。
image.png
選択領域に表示された列の中からどの列のデータを出力するかを選択することになります。
出力したい列をダブルクリックあるいはドラッグ&ドロップで出力領域に設定します。
image.png
また、フィルターアイテムとしてフィルター領域にドラッグ&ドロップで設定することも可能です。今回は売上日区名および製品分類名を指定しました。
image.png
出力領域の最下段のアイテム金額は、選択領域には存在しません。
これは拡張表現式といって、Sharperlightが提供する拡張オプションのひとつです。
ここでは販売価格x数量という式を定義して金額を求めています。
image.png
プレビューボタンでクエリを検証します。今回はデータが表示されれば良しとします。
image.png
クエリに戻るボタンでクエリ定義画面の戻り、OKボタンでクエリを保存します。

次にオプションタブに移動します。既定の出力形式がTableになっていることを確認します。
image.png
その他様々なオプションは既定のままで、OKボタンを押してWebレポートを保存します。
image.png

Sharperlightアプリケーションメニューより、あるいはWindowsサービスダイアログからSharperlightサービスを起動します。
アプリケーションメニューより。
image.png
あるいはWindowsサービスダイアログから。
image.png
パブリッシャーに戻り、先ほど作成したレポートを選択し、右クリックメニューからレポートの表示を実行します。
image.png
既定ブラウザにこのような表が表示されます。
クエリビルダでフィルター領域に設定した列がレポート上部に表示されています。
image.png
これで基本となるWebレポートが完成です。

アイコンの表示

では、ダウンロード用のエクセルアイコンを追加してみます。
もう一度パブリッシャーに戻り、先ほどのWebレポートの定義を開きます。
オプションタブに移動し、右下方にあるアイコン Excelチェックボックスをオンにします。
image.png
Webレポートの定義をOKボタンで保存し、ブラウザ上に表示されているレポートをF5キーで更新します。
右隅にエクセルアイコンが表示されました。クリックすると表示されている情報がエクセルファイルとしてダウンロードされます。
image.png

アイコンの装飾

でも、アイコンが小さい、もっと大きくしたい”って思いませんか?
そんな場合は、CSSを利用しましょう。
もう一度パブリッシャーに戻り、先ほどのWebレポートの定義を開きます。
オプションタブの中ほどにあるユーザー設定のスタイル CSSオンにします。
image.png
編集ボタンでエディタを開き、以下のCSS構文を貼り付けます。(あくまでも一例です)

<style type="text/css">
.k-i-excel {
    font-size: 40px;
    margin-right: 50px;
}
</style>

image.png
変更を保存し再度レポートを更新してみます。
アイコンが大きく表示されました。
image.png

このようにアイコン等のクラス名やIDをブラウザ標準の開発者支援ツールを利用して探し出し、それらを装飾し直すことが可能です。(場合によっては出来ないこともあります)
image.png

おわりに

Sharperlightで作成したWebレポートはHTMLとCSSで構成された標準的なHTMLページです。
今回試してみたように、場合によってはサイズ変更や表示位置等を自由に変更することができますね。
是非試してみてください。

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