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【データモデル】Sharperlightデータモデルを作成してみる

Last updated at Posted at 2023-07-06

はじめに

Sharperlightという製品を利用したビジネスソリューションのTipsをこれまで投稿してきましたが、Sharperlightを使用する上で基本となる、いやこれ無しでは始まらないもの、データモデルの作成方法をみてみようと思います。

Sharperlightは動的にクエリを生成し、それを発行してデータベースからデータを抽出してくれます。
Sharperlightエンジンがクエリを生成する手助けするのがデータモデルです。

データモデル

Sharperlightの核です。接続するデータベースのスキーマ情報ならびに拡張ビジネスロジック等が、Sharperlightエンジンの理解できる方法で定義されています。
まあ、こうのように表現すると"なんか難しいのでは?"なんて思いますが、基本的なものを作成するのは簡単なので、その方法を一緒にみていきましょう。
例として使用するデータベースはこれにしましょうか。
image.png

スタジオ

データモデルの作成には、Sharperlightスタジオを使用します。

起動

Sharperlightアプリケーションメニューからスタジオを起動します。
image.png
スタジオが起動したらNewアイコンで作成開始といきましょう。
image.png

基礎情報の設定

New Productダイアログで、DescriptionとUnique Codeを指定します。Unique Codeは、今後このデータモデルを使用していく上でキーとなるコードなので短くても理解しやすいコードを与えるようにします。
あとは接続するデータベースのプラットフォームを指定してOKボタンで先に進みます。
image.png

データベース接続情報の設定

ここではデータベースへの接続を設定します。これは新規データモデルにデータベースのスキーマ情報を読み込むためのものです。接続情報を入力し接続テストで動作を確認!成功すればOKボタンで先に進みます。
image.png
スキーマを読み込みますか?というメッセージが表示されるので、Yesボタンで先に進みます。
image.png

スキーマのインポート

このダイアログではスキーマをインポートします。Get Tablesボタンでスキーマ情報を取得します。取得された情報はツリー形式で表示されます。必要なスキーマ情報にチェックを入れてOKボタンでインポートします。
image.png
複数のスキーマがデータベースにある場合等は、Schema OwnerTablesフィルターを使用できます。
image.png
正常にスキーマがインポートされるとこのようなメッセージが表示されます。OKボタンで先に進みます。
image.png
データモデルにデータベーススキーマがインポートされました。
image.png
ここで、様々な調整をお好みに合わせて加えることができますが、ここでは省略します。

保存

Saveアイコンでデータモデルを保存します。
注意を促すメッセージが表示されるのでOKボタンで先に進みます。
"データモデルをSharperlight指定のフォルダに保存しないと使用できません"っていう注意です。
image.png
これが指定の場所なのでSaveボタンで保存します。
image.png
次に全てのSharperlightアプリケーションがこのデータモデルを使用する上で必要なデータベース接続情報の設定を促すメッセージが表示されます。Yesボタンで先に進みます。
image.png
Sharperlightクライアントセットアップが起動するので、データベース接続情報を入力しテストも行いOKボタンで保存します。
image.png

動作確認

Sharperlightクエリビルダをアプリケーションメニューから起動します。
image.png
起動したら製品の検索ボタンで検索ウインドウを開きます。先ほど作成したデータモデルが見えましたね。選択してみます。全てのSharperlightアプリケーションでは、製品とはデータモデルを指します。
image.png
次にテーブル検索ボタンをクリックします。いかがですか?データモデルにインポートしたスキーマ情報が確認できますね。ここではSales Detailテーブルを選択してみます。
image.png
選択領域に選択したテーブルのフィールド一覧が表示されました。
image.png
右クリックメニューよりすべてを出力を選択します。
image.png
全てのフィールドが出力領域に設定されました。プレビューボタンでクエリを実行してみます。
image.png
データが抽出されました。
image.png
情報アイコンのサブメニューで、どのようなSQL文が生成されたのか確認できます。
image.png
生成されたSQL文はこのようになっています。(日本語が潰れて表示されたますが気にしないでいいです)
image.png

あとがき

データモデルの作成から動作確認まで簡単にみてきました。
データモデルではもっともっといろんな設定を行うことができますが、それらはまた追々紹介できればと思っています。
この記事が皆さんの業務のお役に立てれば光栄です。

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