今回は、Sharperlightの数ある拡張表現関数の中から、DivSafe関数を使ってみます。
この関数を使用すると除算を行う場合に、0で割るわり算によるエラーを防ぐことができます。
元となるクエリの準備
Sharperlightアプリケーションメニューからクエリビルダ
を起動します。
システムのカスタム定義のデータセットを使用します。
データセットの定義はこのようになっています。
クエリ結果はこのようになります。
DivSafe関数の追加
出力領域の右クリックから拡張表現を追加を選択します。
一般
タブで出力参照名と説明を記入します。
拡張表現
タブに移動。関数一覧よりDivSafe関数を探し、ダブルクリックで上部エディタ領域にテンプレートを転送します。
テンプレートを以下のように編集します。
出力列の定義はこのようになります。
結果
0で割るわり算によるエラーを防いでいることがわかりますね。
レポートのデザイン上、ご利用の必要性が発生した場合は是非試してみてくださいね。
また、SharperlightにはRound、Floor、Mod、Cos、Sin、Tanなどの一般的な数学関数も用意されています。
では、失礼します。