SharperlightクエリビルダでExcel上にレポートを設計する場合、時にExcelのフォーミュラもクエリ結果として出力したい場面に遭遇します。そのTipを記事にします。
ここにこのようなクエリがあり、
クエリ結果はこのようになります。
では、拡張表現を追加します。
今回はIFERROR式とROUND式のコンビネーションを出力してみます。
ROUND式でエラーが発生した場合に、空白を返すようにします。
拡張表現のテキスト欄にこのように記述します。
ポイントは2か所、ひとつ目は、式の前後をシングルコーテーションで囲むこと、ふたつ目は、データ型にHTML
を指定することです。
セル参照は、ターゲットのセルをきちんと参照するように指定してください。
このクエリ式は、セルC3に定義されるので、数値AはセルC5、数値BはセルD5が開始セルとなります。
結果はこのようになります。
エラーが返されるであろうセルにきちんと空白が表示されていますね。
Excelフォーミュラもきちんと設定されていますね。