この関数は、その名前の通り検査対象となるフィールドの値が、数値かそうでないかを判定します。
元となるクエリの準備
Sharperlightアプリケーションメニューからクエリビルダ
を起動します。
SAP Business Oneデータモデルを使用して元のクエリを作成します。
クエリ結果はこのようになります。
IsNumeric関数の追加
出力領域の右クリックから拡張表現を追加を選択します。
一般
タブで出力参照名と説明を記入し、一度OK
ボタンで確定します。
この時、拡張表現
タブの構文エディタが空白だと確定できないので、とりあえず0を入力し確定します。
再度、確定した拡張表現を開きます。拡張表現タブの関数一覧よりIsNumeric文を探し、ダブルクリックで上部エディタ領域にテンプレートを転送します。最初は、顧客名を検証対象にしてみます。データ型
にはBooleanを指定します。
出力列の定義はこのようになります。
追加した拡張表現を選択した状態で右クリックメニューを開き、複製を選択します。
選択している出力アイテムが複製されます。一意の名前を入力します。
ユニークコードの入力も促されますが、これはあまり重要ではないのでそのままOK
を押します。
複製されました。
複製された拡張表現を開き、一般
タブで出力参照名と説明を記入します。
拡張表現
タブに移動し、関数定義を以下のように変更します。
出力列の定義はこのようになります。
結果
顧客名の検証では、文字列なのでFalse、金額の検証では、数値なのでTrueが返ってきてますね。
レポートのデザイン上、ご利用の必要性が発生した場合は是非試してみてくださいね。
では、失礼します。