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【一般】フィルタマッピングを使ってみる

Last updated at Posted at 2022-09-21

はじめに

フィルタマッピングとは、フィルタとしての使用頻度の高いフィールド値のセットをグループ化する機能です。
例えば、ある経理データベースに対してクエリを作成するにおいて、すべての収益勘定科目コードでフィルタをかけたい場合、ひとつひとつ全ての収益勘定科目コードを指定するのではなく、それらを収益と呼ばれるフィルタマッピングでひとまとめにしておき、フィルターとして指定します。

フィルタマッピングの作成

では、実際に作成してみます。
製品としてSunSystemsを使用します。Account Codeに対してフィルタマッピングを作成します。
Sharperlightアプリケーションメニューからクエリビルダを起動します。
製品にはSunSystemsBusiness UnitPK1テーブルにはChart of Accountsを選択します。
Account TypeAccount Codeが既定のフィルターとして表示されます。
ここでは、Account Codeにフィルターマッピングを作成します。
Account Code右隣りの...ボタンを押して、索引ダイアログを開きます。勘定科目コード一覧が表示されるので、収益に関するコードを全て選択します。選択した状態で右クリックメニューを開き、フィルタマッピング-作成を選びます。
image.png
フィルタマッピングダイアログが開きます。コードグループには初期値が設定されます。これらは使用前であれば変更可能です。
説明にも初期値が設定されていますが、これも自由に変更できます。
マッピングには、先ほど選択した収益に関する勘定科目コードが表示されています。
ルックアップコードパスには、このフィルタマッピングがどの製品の、どのテーブルに対し、さらにはどのフィールドに対し使用されるかが指定されています。高度なフィルタマッピングを作成する場合等は、ここを編集することも可能です。
今回はこのままで。適用ボタンを押して保存し、OKボタンでダイアログを閉じます。
image.png
索引ダイアログの勘定科目コード一覧に作成したフィルタマッピングが追加されます。
image.png

フィルタマッピングの使用と検証

では追加されたフィルタマッピングを早速使用します。
追加されたフィルタマッピングをダブルクリックすることで選択できます。OKボタンで確定。
image.png
フィルタマッピングがフィルタとして指定されました。
image.png
では出力アイテムを設定して、クエリ結果を検証してみます。
Account TypeAccount CodeDescriptionを出力アイテムとします。
image.png
プレビューボタンでクエリ結果を取得します。
フィルタマッピングとしてグループ化した勘定科目コードが返ってきました。
image.png
Sharperlightエンジンにより作成されたSQL文も見てみます。
image.png
WHERE句に正しく設定されています。
image.png

いかがでしたか?フィルター値のグループ化、是非使用してみてくださいね。
では、失礼します。

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