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【Excelアドイン】再計算用のボタンを追加してみる

Last updated at Posted at 2022-02-28

ボタンを追加し、Sharperlight数式とバインディングすることで、フィルター値変更に伴う自動再計算機能を停止します。
ボタンをクリックして再計算を行えるようにします。

ボタンの追加

セル$\color{Blue}{\rm E2}$を選択し、Sharperlightリボンから”ボタン”->"既定のボタン"を選択します。
Qiita 2022-02-26 Figure 1.png
ボタンがセル$\color{Blue}{\rm E2}$を起点に追加されます。キャプションを”更新”に変更し、ボタンのサイズも変更します。
ボタンの名前を$\color{Red}{\rm TableRefresh}$とします。
Qiita 2022-02-26 Figure 2.png

Sharperlight数式とボタンのバインディング

適当なセル上で右クリックメニューを表示し、”Sharperlight XL”->”ボタン/テーブルバインドを編集”を選択します。
Qiita 2022-02-26 Figure 3.png
”Button Table Binding”ダイアログが表示されます。(日本語化がまだですね。:bow_tone1:

  • ボタンの名前 $\color{Red}{\rm TableRefresh}$
  • クエリの名前 $\color{Red}{\rm Sales}$
  • アンカーセル $\color{Red}{\rm $C$5}$
  • テーブルの名前 $\color{Red}{\rm Sales}$ 
  • パラメータ01 $\color{Red}{\rm =$C$2}$
  • パラメータ02 $\color{Red}{\rm =$D$2}$

このように入力しOKをクリックします。これで完了です。
Qiita 2022-02-26 Figure 4.png
ボタンが機能するか確認してみましょう。テーブルの真ん中あたりの値を削除します。
Qiita 2022-02-26 Figure 5.png
ボタンを押します。テーブルが再計算されて値が再表示されます。
これでボタンと数式のバインディングが完了し、正常に動作することを確認できました。
Qiita 2022-02-26 Figure 6.png
バインディングが完了するとアンカーセルに存在する数式は不要になるので、アンカーセルの数式を削除します。
Qiita 2022-02-26 Figure 7.png
削除後。
Qiita 2022-02-26 Figure 8.png
数式は、セルから削除されてもワークブックに保存されているので大丈夫です。
Sharperlightリボンの”クエリ”グループの”マネージャー”からいつでも閲覧および編集を行うことができます。
Qiita 2022-02-26 Figure 9.png

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