今回は、Sharperlightの数ある拡張表現関数の中から、IncludeTotalRows文を使ってみます。
この関数を使用すると合計行にも拡張表現を適用することができます。
元となるクエリの準備
Sharperlightアプリケーションメニューからクエリビルダ
を起動します。
SAP Business Oneデータモデルを使用して元のクエリを作成します。
クエリ結果はこのようになります。
IncludeTotalRows文の追加
出力領域の右クリックから拡張表現を追加を選択します。
一般
タブで出力参照名と説明を記入し、一度OK
ボタンで確定します。
この時、拡張表現
タブの構文エディタが空白だと確定できないので、とりあえず0を入力し確定します。
再度、確定した拡張表現を開きます。拡張表現タブの関数一覧よりIncludeTotalRows文を探し、ダブルクリックで上部エディタ領域にテンプレートを転送します。
あまり意味はないですが今回はIncludeTotalRows文の動作説明ということで、売上伝票総額の値が0000以上の場合は上向き三角アイコン、それ未満の場合は下向き三角アイコンを表示してみます。
出力列の定義はこのようになります。
結果
アイコンが合計行にも表示されました。
レポートのデザイン上、ご利用の必要性が発生した場合は是非試してみてくださいね。
では、失礼します。