VS Codeで画像をコピペ!設定ひとつで楽々画像管理
Visual Studio Code(VS Code)でMarkdownファイルを編集する際、画像を貼り付ける作業は頻繁に発生しますよね?
いちいち画像を保存して、パスを指定して… と面倒な手順を踏んでいませんか?
実はVS Codeには、画像をコピー&ペーストするだけで自動的に指定フォルダに保存してくれる便利な機能が備わっています。
設定方法はいくつかありますので、ご自身に合った方法を選んで設定してみてください。
設定方法1:GUIで設定
-
設定を開く
VS Codeの左下にある歯車アイコンをクリックし、「設定(Settings)」を開きます。
[Image of VS Code settings icon]
-
Markdownの設定を探す
設定画面上部の検索バーに
"markdown.copyFiles.destination"
と入力します。[Image of VS Code settings search bar]
-
設定値を追加
markdown.copyFiles.destination
の項目に、以下の設定を追加します。"markdown.copyFiles.destination": { "**/*": "./Assets/" },
この設定により、全てのMarkdownファイルにおいて、画像をコピー&ペーストすると、
Assets
フォルダに画像が保存されます。[Image of VS Code settings with markdown.copyFiles.destination]
設定方法2:settings.jsonを直接編集
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設定を開く
VS Codeの左下にある歯車アイコンをクリックし、「設定(Settings)」を開きます。
[Image of VS Code settings icon]
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settings.json
を開く設定画面上部のタブで「JSON」を選択します。
[Image of VS Code settings JSON tab]
-
Markdownの設定を探す
settings.json
ファイル内で"markdown.copyFiles.destination"
を探します。 既に設定がある場合は、その部分を編集します。 -
設定値を追加
"markdown.copyFiles.destination"
の項目に、以下の設定を追加します。"markdown.copyFiles.destination": { "**/*": "./Assets/" },
この設定により、全てのMarkdownファイルにおいて、画像をコピー&ペーストすると、
Assets
フォルダに画像が保存されます。
設定方法3:コマンドパレットから設定
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コマンドパレットを開く
Ctrl + Shift + P
(Windows/Linux) またはCmd + Shift + P
(macOS) を押してコマンドパレットを開きます。 -
設定を開く
コマンドパレットに
Preferences: Open Settings (JSON)
と入力してEnterキーを押します。 -
Markdownの設定を探す
settings.json
ファイル内で"markdown.copyFiles.destination"
を探します。 既に設定がある場合は、その部分を編集します。 -
設定値を追加
"markdown.copyFiles.destination"
の項目に、以下の設定を追加します。"markdown.copyFiles.destination": { "**/*": "./Assets/" },
この設定により、全てのMarkdownファイルにおいて、画像をコピー&ペーストすると、
Assets
フォルダに画像が保存されます。
使い方
設定が完了したら、あとは画像をコピーしてMarkdownファイルに貼り付けるだけです。
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画像をコピー
任意の画像をコピーします。
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Markdownファイルに貼り付け
VS Codeで編集中のMarkdownファイルに、コピーした画像を貼り付けます。
すると、Assets
フォルダに画像が自動的に保存され、Markdownファイルには画像へのパスが記述されます。
まとめ
この設定により、画像の管理が劇的に楽になります。
- 画像を保存する手間が省ける
- パスの記述ミスを防げる
- Markdownファイルの可読性が向上する
ぜひこの機能を活用して、快適なMarkdown編集を実現しましょう!