はじめに
コーディングしていてよく使うListの基本的な記述をまとめていきます。
Listの基本
Listの宣言と値への参照方法
# 変数宣言
a_list = []
# 宣言時に値を格納
b_list = [1, 2, 3]
# 値への参照
index = 1
b_list[index]
# 出力結果:2
メソッドの使い方
値を追加する
# listの末尾に要素を追加
# list.append(値)
b_list.append(4)
# 出力結果:1, 2, 3, 4
# listの値を指定したインデックスの位置に追加
# list.insert(index位置, 値)
index = 4
b_list.insert(index, 5)
# 出力結果:1, 2, 3, 4, 5
値を削除する
# 指定したインデックスの要素を削除
# list.pop(index番号)
b_list.pop(0)
# 出力結果:2, 3, 4, 5
# 指定した要素を削除
# list.remove(要素)
b_list.remove(2)
# 出力結果:3, 4, 5
Listを結合する
# list.extend(list)
c_list = [6, 7, 8, 9]
b_list.extend(c_list)
# 出力結果:3, 4, 5, 6, 7, 8, 9
Listを初期化する
# Listの初期化
b_list.clear()
# 出力結果:
インデックスを検索する
# list.index(要素)
d_list = ["aaa", "bbb", "ccc", "ddd"]
d_list.index("bbb")
# 出力結果:1
Listの要素数を取得する
len(d_list)
# 出力結果:4
List内包表記
List内包表記とは、既存のListから新しいListを作成する手法の1つです。
List内包表記は、通常の方法でListを作成するより簡潔に記述することが可能です。
# 通常の方法
# 奇数をList
results = []
for i in range(1, 20):
if i%2 != 0:
results.append(i)
# List内包表記
# [式 for 任意の変数名 in イテラブルオブジェクト]
results = [i for i in range(1, 20) if i%2 != 0]
三項演算子と組み合わせてみる
三項演算子とは、(変数) = (条件がTrueのときの値) if (条件) else (条件がFalseのときの値)
で表現されます。
これと、List内包表記を組み合わせる場合は[真のときの値 if 条件式 else 偽のときの値 for 任意の変数名 in イテラブルオブジェクト]
となります。
# 0から10までの数を偶数の場合は「」、奇数の場合は「奇数」を出力
print(['偶数' if i%2 == 0 else '奇数' for i in range(10)])
List内の要素を検索する
e_list = ["aa", "bb", "cc", "dd", "ee"]
aa = "aa"
if aa in e_list:
print("aaがあります。")
if aa not in e_list:
print("aaがありません")
おわりに
ここまで、読んでいただきありがとうございました。
PythonのListの使い方をまとめました。
次回は、Dictionaryについて書きたいと思います。