はじめに
勉強がてらPythonの文法についてまとめたいと思います。
文法
さっそくまとめていきます。
変数について
変数とは、値を格納する箱のようなものです。
(2023/08/22:他のプログラミング言語における変数のイメージでした。)
Pythonにおける変数とは、オブジェクトへの参照が格納されます。
Pythonでは、他のプログラミング言語と異なり変数の初期化は不要です。
Pythonは、変数の宣言は不要です。
型の宣言もPythonでは不要ですが、「使う変数をどのように使うか」を明示的に示すために宣言した方が良いかと思います。
noSample: int = 0
strHelloWorld: str = "Hello World!!"
print(f"strHelloWorld: {strHelloWorld}")
定数について
Pythonでは定数を扱うことができません(サポートされていないため)が、大文字+アンダースコア(_)で表現することが慣例となっています。
HELLO_WORLD: str = "Hello World!!"
デバッグ等でコンソールに値を出力する方法
変数の中身、型の確認や処理がどこまで処理が進んだかを確認するなどの目的でprint文が使えます。
print("処理開始")
""" 処理 """
print("処理終了")
helloWorld = "Hello World!!"
print(f"type:{type(helloWorld)},\n data:{helloWorld}")
"""
出力内容:
type:<class 'str'>
data:Hello World!!
"""
条件分岐
ここから実際にプログラムを組む際に重要になる条件分岐についてまとめていきます。
IF文
この条件の時は、これをする、のような条件で処理を分岐させたい場合に使います。
elif文を追加していくことで条件を細かくしていくことが可能です。
しかし、条件を細かくすると後で確認するときに分かりにくくなるというデメリットがあるため、個人的にはif-elseでの使い方が良いかと思います。
また、アーリーリターンを意識して書くことでより分かりやすい処理を書くことが可能です。
アーリーリターンとは、簡単に言うと「returnを使ってネストを減らすテクニック」です。
# if文の書き方
if 条件文:
処理
elif 条件文:
処理
else:
処理
match文
Python3.10以降で使えるようになった、他のプログラミング言語でいう「Switch文」です。
これまで、if文で同じように処理を記述することができるためMatch文のような条件分岐はありませんでしたが、v3.10から追加されました。
書き方もほぼSwitch文と同じです。
match 変数:
case 1:
# 特に処理を行わない場合は、passを記述する
pass
case 2:
return True
case _:
# 上記の条件にマッチしなかった場合は、「_(アンダースコア)」で記述するとワイルドカードパターンとしてここに書かれた処理を実行します。
ループ処理
for文
pythonにおけるfor文は、他のプログラミング言語におけるforeach文と使い方は同じです。
- 処理を途中で抜ける場合:break
- 特定の条件の場合にスキップする:continue
- ループ処理を抜けたら必ず実行する処理を記述する:else
for 変数 in list:
処理
if 条件:
continue
else:
break
else:
print("Finish")
処理
while文
条件がTrueの間処理を繰り返します。
while 条件:
処理
まとめ
簡単なPythonの文法についてまとめました。
もう少し細かい書き方についても今後まとめる予定です。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。