Javascriptの短絡評価とは
論理演算において、結果が確定した時点で評価を中断し、その値を返ものを短絡評価と言います。
本来、if文や三項演算子を使って記述できる処理ではあるものの、短絡評価で記述することによりシンプルに記述することができます。
基本的な書き方
// && を使った短絡評価
const condition = true;
condition && myFunction(); // conditionがtrueの場合にmyFunction関数を実行する
let variable = condition && "check OK!!"; // conditionがtrueの場合にvariableに値を格納する
// ||を使った短絡評価
let isValid = false;
isValid || myFunction(); // idValidがfalseの場合、myFunctionを実行する
具体的な使い方
// 1冊1600円の本を複数購入した時の金額を計算する
const book = 1600;
const tax = 1.10;
const numberOfBooksPurchased = 2;// 購入数
// 短絡評価
let cost = 1 <= numberOfBooksPurchased && book * numberOfBooksPurchased * tax;
console.log(cost);
// 出力結果:3520.0000000000005
上記の例は、本を1冊以上購入する際の金額を計算しています。
※サンプルなので0冊の場合の考慮は入れていません
まとめ
以上、簡単にJavascriptの短絡評価についてまとめました。
参考になれば幸いです。