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AWS S3の「Guest」データストリームを作成(DataCloudハンズオン - Coral Cloud #3)

Last updated at Posted at 2025-04-07

前回は、DataCloudでのハンズオンでAWS S3との接続を行いました。

今回は、データストリームを作成して、データレイクオブジェクトと、データモデルオブジェクトにマップします。

以下のワークショップの手順に沿って、操作を行います。

データストリームの作成

Amazon S3を選択します。

image.png

接続で、前回、入力したコネクタを選択します。

image.png

あとは、ワークショップページの説明どおり入力します。

image.png

リリースして、データストリームを作成します。

image.png

データストリームの更新

データストリームの[今すぐ更新]ボタンを押します。

image.png

全体更新と、差分更新がありますが、今回は[新規ファイルのみを更新]をクリックします。

image.png

しばらくするとデータが取り込まれます。

データエクスプローラーのデータレイクオブジェクトで確認します。

image.png

データレイクオブジェクト(DLO)とデータモデルオブジェクト(DMO)のマッピング

取り込まれたデータレイクオブジェクトを、データモデルオブジェクト(DMO)に反映させます。

Data Cloudのデータモデルオブジェクト(DMO)とは、Data Cloudにおいて、様々なソース(Sales Cloud、Service Cloud、外部システムなど)から取り込んだデータを整理し、顧客の統一されたビューを構築するために使われる「入れ物」のことです。

手順

Guestデータレイクオブジェクトを開き、[開始]ボタンを押します。

image.png

データモデルエンティティで、[オブジェクトの選択]をクリックします。

image.png

次のDMOに緑色のチェックが付くように選んでいきます。

Individual (個人) DMO

Data CloudのIndividual (ssot__Individual__dlm) は、顧客や見込み客といった「個人」を表す中心的なデータモデルです。ードや取引先責任者、外部データなど、様々なソースから個人の情報を集約・統合する役割を担います。

image.png

Contact Point Email (連絡先メール) DMO

Data CloudのContact Point Email DMO (ssot__ContactPointEmail__dlm) は、個人(Individual)や組織(Party)のメールアドレス情報を管理するモデルです。

image.png

完了ボタンを押します。

【補足】DMOと、Sales/Service Cloudの標準オブジェクトの主な違い

IndividualやContact Point Address など、標準オブジェクトと同じ名前のDMOが出てきています。
DMOはData Cloud上で複数ソースのデータを統合・分析するための基盤モデルです。これに対して標準オブジェクトは、Coreプラットフォーム上で日々のCRM業務を実行・管理するためのデータを直接格納します。DMOは統合用、標準オブジェクトは業務用でデータを扱います。

マッピングの実施

GuestのDLOから、Individual DMO とContact Point Address DMOのマッピングを行います。

命名によって、自動マッピングされていますが、その他の項目もワークショップのページに従い設定します。

image.png

これd、S3ゲストデータをDLOに取り込み、個人DMO等へマッピングしました。

Salesforce連絡先とS3ゲストデータを同一モデルで統合することができました。


↓次回は、この予約用のデータストリームを作成します。

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