会社でAzure認定資格を推奨しており、手始めにAZ-900を受験したのでその体験談を共有しておきます。
筆者の知識レベル
AWS認定資格(SAA、DVA)を持っており会社でもクラウドを扱い始めていますが、立ち位置的に業務でガンガン触っているわけではありません。また、Azureはあまり興味が無かったですし利用しているお客様も少なかったので、Azure Portalにログインして中身を見たことはありますが、それ以上は何もしていませんでした。
試験概要
概要は以下となっており、試験の詳細はこちらに記載があります。
- 受験料: 12,500円
- 合格点: 1,000点中700点で合格
- 時間: 45分
- 問題数: 35問前後
- 形式: 選択式・穴埋め
クラウドの一般知識が問われる問題が多く、セクションごとの配分は以下のようになっています。
- クラウドのコンセプトに関する説明(20~25%)
- コアAzureサービスに関する説明(15~20%)
- Azureのコア ソリューションと管理ツールに関する説明(10~15%)
- 一般的なセキュリティおよびネットワークセキュリティ機能に関する説明(10~15%)
- ID、ガバナンス、プライバシー、およびコンプライアンス機能に関する説明(20~25%)
- Azureの料金とサポートに関する説明(10~15%)
学習時間と学習方法
会社で推奨していたこともあり、試験 AZ-900: Microsoft Azure の基礎の下にあるラーニングパスを一通り読んで受験に臨みました。総合学習時間は4~5時間で、毎朝30分~1時間ほど勉強しました。なので、1週間の学習期間となります。
会社でUdemyの作りながら覚えるMicrosoft Azure入門講座(IaaS編)を推奨していました。
こちらは有償(4,800円)ですが、Udemyは不定期に90%オフセールをやっていますので、そのときに購入することをオススメします(会社はEnterprise契約を結んでおり無償で受講可能でした)。
試験の受け方
カメラ付PCがあれば自宅でオンライン受験可能です。
WindowsOS上で試験アプリを起動して、後は試験監督の指示に従って進めるだけです。
試験の感想
試験時間は45分ですが、30分ぐらいで終了しました(分からん問題は、どうやっても分からないのでドンドン進めていきました)。合否は終了ボタンを押したら表示され、結果の詳細は1時間後にメールで送付されてきて805点で合格していました。
あまりAzureの知識が無くても、基礎的なクラウド(クラウドって何?)の知識があれば合格することができます。
「ベンダー試験って難しいのでは・・・」と思っている方もいるかもしれませんが、クラウドの学習をしている、もしくは多少触ったことがある人なら試験 AZ-900: Microsoft Azure の基礎を一通り読んで受験してみることを推奨します。
あと、Azureの理解を深めるために作りながら覚えるMicrosoft Azure入門講座(IaaS編)も学習しておこうと思います。
ぜんぜん関係ないですが、AZ-900ってMCPなんですね・・・。
Tips 言語の選択
試験時の①試験問題と②試験監督とのコミュニケーションは、それぞれ英語・日本語の選択が可能となっています。
日本語ので②試験監督とのコミュニケーションは受験時間が日中帯や一部の土曜日に限られますが、英語だと24時間&30分単位でいつでも受験可能となります。試験監督とのやり取りは試験開始前の部屋の確認程度で定型文なので、時間の調整が難しい方は英語でのコミュニケーションを選択することを推奨します。