データベースのDate型に日付のみを保存するときの年数には9999ではなく8888を使おう

例えば、ユーザの誕生日をデータベースに追加するを想定します。

この場合MySQL等ではDate型を使用すると思いますが、誕生日を設定していないユーザの誕生日は、9999-07-07のように保存することになるでしょう。

すると、JavaScriptではnew Date()したときに、nullの場合と区別がつけられます。

const dateFormatter = (string) => {
    const date = new Date(string)

    // 引数がnullの場合
    if (date.getFullYear() === 1970) {
        return null
    } else if (date.getFullYear() === 9999) {
        return format(date, 'M月 d日')
    } else {
        return `${format(date, 'y年 M月 d日')}（${differenceInYears(new Date(), date)}歳）`
    }
}

dateFormatter('9999-7-7')
// 7月 7日
dateFormatter('2020-7-7')
// 2019年 7月 7日 (1歳)

しかし、このシステムでは、しばらくした後にエラーが発生します。

ユーザの誕生日が2月29日だったときです。

MySQLでは、9999-2-29という存在しない日付をDate型に挿入できません。

なので、8888-2-29のように、閏年をマジックナンバーにしましょう、という話でした。