概要
Windowsのブルースクリーン「KERNEL SECURITY CHECK FAILURE」が発生したので、備忘録として記載しました。
現象
業務中、Visual Studioを使用してデバッグしている際に、急に「KERNEL SECURITY CHECK FAILURE」というブルースクリーンが出ました。
また、「100%完了」という文字が出ても一向に再起動せず、同じ画面の状態でした。
原因
「KERNEL SECURITY CHECK FAILURE」はWindowsのブルースクリーンエラーのひとつで、メモリやドライバに不具合が出ていたり、ハードウェアの故障などが原因で発生するらしいです。
また、PCを落としたり、パソコンに水をこぼしたり、5年程度使用していることへの劣化 (パソコンの寿命) によっても発生します。
寿命の兆候としては、フォルダやファイル等ハードディスクのデータをクリックした際のデータ読み取りや書き込みの速度が極端に低下していたり、PCから「カチカチ」や「ジー」などという異音がすることが挙げられます。
加えて、Windows Updateが失敗した際も出る場合があるらしいです。
予兆
自分の場合はPCを落としたり、水をこぼしたりはありませんでした。ただWindows10からWindows11にアップデートしてから凄く動作が遅くなり、フォルダを開いたりメモ帳にテキストを入力するだけでもとんでもない時間が掛かってしまう場合がありました。
※いつもではなく、一時間に数回ほど、凄く遅くなるタイミングが5、6分ほどあり、そのタイミングではほぼ何も操作できないような状態でした。また、アップデートした最初よりも徐々にそのような状態に陥る頻度が増えてきたような形でした。
自分が解消した方法
強制再起動しかありませんでした。。
現象にも記載した通り、自分の場合は「100%完了」という状態のまま再起動がされませんでした。そのため電源ボタンを長押しして一度停止させました。少し時間をおいてから再度電源ボタンを押してPCを起動させました。
ただ自分はこの方法でPCが起動されましたが、この方法で再起動しようとすると、画面が起動しなくなったりと上手くいかなくなり手に負えないことになる場合もあるそうです。またPCが一度起動したからと言って、再度ブルースクリーンになる可能性もあります。
今後の対策
PCについて
自分が使用していたPCはメモリは32GBを積んでおりハードディスクの空きも150GB以上ありましたが、製造されてから6年ほど経過しており、CPUがよく100%になっていました。6年間ほぼ毎日使用されていたPCだったためPCの寿命というところも濃厚そうでした。なので今のうちにPC自体を新しいものに変える、という方針が良さそうかと思っています。
ハードディスクのファイルについて
ハードディスクは1TBあり、その中に大事なファイルをたくさんおいていましたので、ブルースクリーン中はPCが二度と起動しなかったら...という焦りがありました。
クラウド等にバックアップできるものは、ハードディスク以外の場所にバックアップしておくことが大事だと感じました。
その他
ブルースクリーンになって数分後に、客先の方から大事なご連絡をいただきました。PCがまったく動かなかったのですが、文章のやりとりだけで済んだので、スマホでも応答ができました。
客先の方と連絡を取るツールをスマホにもインストールしていてよかったと思いました。