概要
Revit2019、2021、2024でアドインツールRevitLookupを使用して拡張ストレージに格納されているデータを確認する方法を記載しました。
※手元にあるRevitが2019、2021、2024のみなので、手元で確認できるRevitバージョンのものだけ記載しています。
目次
Revit2019、2021で拡張ストレージのデータを確認する方法
Revit2019と2021は確認方法が同じです。
- Revitの上部から「アドイン」タブをクリック。
- Revit Lookupから「Snoop DB...」をクリック。
- 開いた画面の左部からProjectInfoの<プロジェクト情報 xxxxx>をクリック。
- 画面の右部に「--- Extensible storages ---」というタイトルがある。そのタイトルは以下の項目が拡張ストレージに格納されているスキーマとなる。
- 任意のスキーマ名をクリック。 (新しい画面が開く)
- 画面の右部に「--- Extensible storages ---」というタイトルがある。そのタイトル以下の項目がスキーマに格納されているフィールドとなる。
- 任意のフィールド名をクリック
- 画面の左部の
Dictionary2
配下のDictionary2
を右クリック。
- 「Browse Using Reflection...」をクリック。 (新しい画面が開く)
- この画面から拡張ストレージのKey名や値が確認できる。
Key名や値を確認するにはKeysやValues行の右部の「...」ボタンをクリック。(新しい画面が開く)
Keysの「...」をクリックした場合はKeysの一覧が、Values「...」をクリックした場合はValuesの一覧が確認できる。
KeysやValuesの「...」をクリックした際に開かれる画面にメンバーとあるが、この左部に振られた番号でKeyとValueの対応が確認できる。
例えば、Keysでメンバー欄が2番となっているKeyの値 (Value) は、Valuesの画面でメンバー欄が2番となっているものとなる。
ここに記載した手順は一例で、他の手順でも確認する方法はあります。
Revit2024で拡張ストレージのデータを確認する方法
- Revitの上部から「アドイン」タブをクリック。
- Revit Lookupから「Snoop Database」をクリック。
- 画面の左部からProjectInfoのプロジェクト情報 IDxxxxxをクリック。
- 画面右部に「GetEntity (Schema)」という項目があるのでクリック。 (新しい画面が開く)
- 画面左部のEntityの子要素にスキーマ名が表示される。任意のスキーマをクリックすると、画面左部のValue列にKeyとその値 (Value) が表示される。
- もし表示されていない場合は以下のように「Get (String)」という項目があるのでクリックすると、Keyとその値 (Value) が確認できる。
終わりに
今までRevit2021を使用しており、Revit2024に移行した際にRevitLookupのレイアウトが大きく変わっていたのでストレージの確認方法が少し迷いました。そのため備忘録として記載しました。