Grafanaとは
Grafanaは、1つの統合されたダッシュボードで全てのメトリクスを表示および分析できる視覚化ツールです。 GraphiteやPrometheusなどの任意のソースからメトリクスデータをプルし、そのデータを表示して、ダッシュボードでそのデータを美しく表示させ、理解することができます。 Grafanaのダッシュボードは、ヒストグラムやヒートマップ、世界地図まで、さまざまな方法で情報を視覚化できるように設計されています。 Slack、PagerDutyなどを介してユーザーと通信できるアラート機能も付随することが出来、分析を容易にするいくつものプラグインで共有、ダウンロード、拡張もできるので、とても便利です。 Grafanaはオープンソースですが、サービス化されたGrafanaはMetricFireを通じて利用できます。
無料トライアルに登録して、Grafanaダッシュボードを作成し、どのようなものかを理解してみるのが良いでしょう。Grafanaの良さを実際に体験できます。 デモを予約出来るので、質問などがあれば問い合わせてみるのも良いでしょう。
Tableauとは
Tableauは、ビジネスインテリジェンスメトリクスのデータ視覚化および分析ツールです。 あらゆる種類のデータをインポートして視覚化できますが、Tableauを通じて利用できる分析ツールはビジネスインテリジェンス(BI)に重点を置いています。 Tableauは、データ管理とサーバー管理のために必要なアドオンを統合する必要があり、開発者は独自のアドオンをカスタマイズして、場合によってはTableauを対象のBI顧客以外にも利用できます。 Tableauの最もユニークな機能の1つは、世界地図機能です。この機能では、組み込みのグローバル郵便番号により、世界中の国々を非常に高速にマッピングできます。 これは、地域ごとにビジネス指標を分析するために最も頻繁に使用されます。 しかし、残念ながらTableauはデータストレージをサポートしていません。すべてのデータは他のテクノロジーによって収集および保存する必要があります。 アラートと監視に関しても、Tableauはそれほど強力ではありません。
Tableauは独自仕様担っており、コア製品はTableau Desktopとなっております。
Grafanaの使用が適している時
次のような場合にGrafanaを使用すると良いでしょう。
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美しくシンプルな注釈付きグラフが必要
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メトリクスまたはログのソースが複数あり、それらを1か所で確認する必要
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ダッシュボードを組織全体で共有する必要
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特定のチームのニーズに基づいて情報を再編成する必要
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使いやすいクエリビルダーが必要
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イベントのアラートが必要
Tableauの使用が適している時
次のような場合ではTableauを使用すると良いでしょう。
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ビジネス指標がSalesforce、Oracle、Cloudera Hadoopなどのさまざまなアプリケーションによって収集され、視覚化ツールにフィードされる必要がある
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視覚化する必要があるExcelのデータがある
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地域データを比較する必要がある
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組織全体のビジネストレンドを伝える必要がある
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非常にユーザーフレンドリーなインターフェースが必要
価格の比較
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Grafanaはオープンソースなので、無料です。
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MetricFireによるビジネス対応のGrafanaが統合されたGraphiteまたはPrometheusの監視サービスは、複数ユーザーとシェアが可能で月額99米ドルからです。
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ビジネス対応のTableauは月額最低117米ドルです。 1つのTableau Creatorアカウントを購入において70 USD/月。メンバーを追加する度に35USD/月+ダッシュボードを追加する度に12USD/月が追加されます。
重要なポイント
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Tableauは多くの機能を備えていますが、主な強みはビジネスインテリジェンスです。
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Tableauには、幅広いデータの視覚化と分析機能を可能にする多くのアドオンとセカンダリ製品が必要になります。
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Grafanaは、サーバーの監視からビジネス指標まで、あらゆる種類のデータを対象としたオープンソースの視覚化ツールです。
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Grafanaの主要な強みは、視覚化と分析であり、監視と警告の副次的な強みがあります。
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MetricFireはGrafanaを統合済みの監視ツールを提供しています。
サービス化されたGrafanaをよく理解し、Chronografとの比較をしてみてください。MetricFireのGrafanaを備えた監視ツールがあなたの監視をどう効率化させてくれるのかを試してみるのが良いでしょう! 無料トライアルを入手して、その使用を開始してみましょう。 気軽にデモを予約して、MetricFireのさらなる情報を聞き出すのもいいかもしれません。
それでは、またの記事でお会いしましょう!