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意外に面倒だった、Mac環境でラズパイにNOOBS無しでRaspbianをインストールした件(未完)

Last updated at Posted at 2017-02-05

前提として、将来的にHDD/SSDからのOS起動を目指した話。

昨年末に、おうちサーバ熱とマイコンボード(って今言うの?)熱が高まり、まずは今話題のラズパイ(Raspberry Pi3)でおうちサーバを立ち上げよう、と思い立つ。

まずはddでOSインストール(?)

最新のファームでは、完全SDレスでHDD/SSD経由での起動が可能なようだが、色々問題があるようなので、一旦完全SDレスは考えずに、RaspbianのイメージをddでSDに焼く。

SDカードをリーダーに挿入すると、自動的にマウントされてしまうので、umoutが必要。ここでLinux脳で、umoutコマンド使おうとするとハマる。Macにおいては

diskutil list

でSDカードを確認し、

sudo diskutil unmountDisk /dev/disk2

でアンマウントする必要がある。アンマウント出来たら、みんな大好きddコマンドで、

sudo dd if=~/Downloads/2017-01-11-raspbian-jessie-lite.img of=/dev/disk2 bs=1m

SDカードにディスクイメージを焼く。結構時間がかかる。

dd完了後、ラズパイにSDカードを差す前に

dd後、早速ラズパイにSDを差して、起動したい気持ちを抑えて。ヘッドレス(ディスプレイ無し)で電源だけ用意して、お気軽sshでラズパイをしたいので、下準備。

・SSHを有効に
SD(boot)配下に、中身が空のsshというファイルを作る、touchコマンドあたりで。これで、sshでラズパイに入れる。

・IPを固定する
自分は、本当に電源以外はケーブルレスでいきたいので、無線LANを有効にして、固定IP (192.168.100.100/24)にする。

/etc/dhcpcd.confに以下を追記。

interface wlan0
static ip_address=192.168.100.100/24
static routers=192.168.100.1
static domain_name_servers=192.168.100.1

次に、アクセスポイントに接続するための設定。

$ sudo sh -c 'wpa_passphrase SSID PASSPHRASE >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf'

SSID、PASSPHRASEは各自の環境に合わせて。

有線LANの場合は、/etc/dhcpcd.confに以下を追記。

interface eth0
static ip_address=192.168.100.100
static routers=192.168.100.1
static domain_name_servers=192.168.100.1

さて、外部ストレージだ

USBな2.5インチ外部HDDを繋げる前に、 /(boot)/congfig.txtに以下を追加しUSBからの給電を1200mAに設定、肝心の電源供給側を2.4Aに接続。

max_usb_current=1

USB接続していざ起動!…が、HDDはスピンアップしたいようという音を何度か奏でて沈黙。厳しいようだ。外部電源つきのUSBハブかSSDを用意して再トライしようと思う。

ここまでの所感

CPUは1GHz超えのクワッドコア、RAM1GBとARMとはいえWindowsXPぐらいはサクサク動きそうだが、電源周り、Disk I/O周りと足回りは快適とは言えない。たかだか5千円程度のワンボードマイコン(死後?)に何言ってんだ、といわれそうだが、apt-get updateにすらストレスを感じるので、常時起動サーバ化にむけていろいろ研究していきたい。

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