ORACLE MASTER Bronze DBA試験の概要
試験名：1Z0-085 Bronze DBA Oracle Database Fundamentals
ORACLE MASTER Bronze DBA試験は2020年1月から新体系として発表された試験です。
※旧体系試験ではDBA分野とSQL分野の2種類の合格が前提でしたが、SQL分野は独立してDBA試験だけでBronze認定されるようになりました。(嬉しい！！！)問題数：70問
合格基準：正答率65%以上で合格
受験料：29000円(税抜) ※2020年12月時点
(11月末までは26000円だったのに12月から3000円値上がりしました....)試験方式：コンピューター上で実施するCBT（Computer Based Testing）形式
筆者について
2020年の春に某Sierに就職した新人エンジニア
学生時代は情報系の専門学校に通っていたが、特に勉強をせず自堕落な日々を送っていた
データベースは業務で少しMySQLを触った経験あり。(環境構築経験はなし)
Oracleについては名前だけ知ってた程度
※Oracle DBについては完全に初心者からの学習だったため、初心者向けの記事になります。
学習期間
11月15日～12月5日までの3週間.
毎日平均3時間、合計約60時間学習しました。
使用した参考書
現在発売されているORACLE MASTER Bronze DBAの参考書は下記の一点になります。※2020年12月時点
オラクルマスター教科書 Bronze DBA Oracle Database Fundamentals
出版社：翔泳社
URL: https://cosol.jp/techdb/2020/08/1z0-085-new-oracle-master-bronze-dba-book/
参考書には各章末に章末問題があり理解度を確かめることが出来ます。
巻末にある模擬試験(70問)はネットでも受けることができて使いやすかったです。
(問題のレベルは試験とほぼ同程度のため、9割以上正答を目標にしましょう)
学習方法
私が取り組んだ内容はこちらです。
- 参考書を3周
- 模擬試験を正答率9割を目標
具体的な手順を下記に記載します。
試験の概要の把握(2h)
※最近旧体系から新体系に変わったばかりで情報が少ないので、参考書を執筆している株式会社コーソルの方が書いている記事を参考にしました。
概要把握に使用したサイト
URL: https://cosol.jp/techdb/2020/02/new_oracle_master_overview_2020/
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「オラクルマスター教科書 Bronze DBA Oracle Database Fundamentals」(以後黒本)を一通り読む(15h)
※最初は単語ごとの概要をなんとなく理解できたな~ってくらいでした。
※章末問題は現状の知識を把握するのに便利なので解いておいたほういいです。
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巻末の模擬試験を解く。(3h)
※この時点での正答率は5割くらいでした。
※問題を解くだけではなく、解説もしっかり読んでなんで間違えたかを確認しました。
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「黒本」をもう一度読む。(20h)
※単語だけでなくどういう構造になっているかも覚えておくとわからない問題が出ても2択ぐらいには絞れるので、参考書にもある図をみて構造を理解しましょう。
※Oracleの無償版が配布されているので実際に構築をしながら進めることで、効率よく知識の定着が図れると思います。
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巻末の模擬試験を解く。(10h)
※正答率が9割になるまで繰り返し解きました。(スマフォも活用)
※はずれの選択肢の用語の意味も理解できるようにしました。
※基本的な用語の問題は選択肢を見なくても答えが出せるくらいになりました。
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「黒本」の理解度の低い部分を重点的に見直す(10h)
※最終確認で見直しをしましょう。
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本番！
学習に取り組んでみて思ったのはこの試験は暗記で行ける！でした。
黒本は試験範囲を網羅しているので、できるだけ多く暗記して試験に臨みましょう！
余談ですが、学習中2時間に1回は「あんきパン」が欲しいって思ってました....
試験結果
正答率87％で合格
試験を受けての感想
私はDBについての知識があまりない状態からのスタートだったので覚えるのにかなり苦労しましたが、経験者の方は簡単に合格できると思います。
これから試験を取ろうと思っている初心者の方の学習にこの記事が少しでも参考になればいいなと思います。※正直この試験は暗記ゲーです笑
まだSilver DBAとSilver SQLは参考書が出ていないので受験予定はないですが、参考書が出次第挑戦しようと思っています！
では！