Pandasについての記事をシリーズで書いています。
今回は第38回目になります。
今回は、前回の記事に引き続きmatplotlibライブラリーを使ってグラフを描く方法を書いていきます。
前回は
折れ線グラフ
を描く方法について書きました。
今回は、
棒グラフと
円グラフ
の描き方について書いていきます。
では早速はじめていきますね。
#棒グラフ(bar chart)の描き方
棒グラフに適しているのは、『カテゴリーに分けられたグループのそれぞれのカウント数』のデータなどなので、『セントラルパークのリスに関するデータ』を使って、グラフの描き方を説明していきます。
このようなグラフにすると一目でデータの概要をつかむことができます。
matplotlibとPandasをインポートします(matplotlibのインポートについての注意点はこちらを参考にどうぞ)
import pandas as pd
import matplotlib.pyplot as plt
%matplotlib inline
.read_csv()でデータを読み込むと下のようになります。
『Primary Fur Color』はリスの毛の色についてのコラムなので、こちらのコラムをGray, Black, Cinnamon に分け、アイテム数を棒グラフにします。
#.value_counts()でそれぞれの値の数を取り出す
df["コラム名"].value_counts()
で、それぞれの値がいくつあるのかを取り出すことができるので、まず.value_counts()を使い、3つのグループのそれぞれのカウント数を調べましょう
この後ろに、.plot()メソッドを使うと、折れ線グラフが示されます。
.plot()のパラメーターkindに引数『bar』を渡せば、棒グラフにすることができます。
引数をbar ではなく、『barh』にすると、barh はbar Horizontal(horizontalは水平方向のという意味です。)という意味であり、下記のように横軸・縦軸が入れ替わります。
#円グラフ(pie chart)の描き方
円グラフは全体のどれくらいの割合なのかを視覚で訴えたい時に便利です。
.plot()に渡す引数を"pie"にします
#まとめ
前回に引き続きmatplotlibを使ってグラフを描く方法を書かせていただきました。
色んなデータを使って是非、応用してみてくださいね。