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Pandas で作ったSeries データにアトリビュートを使ってみる no.2

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こんにちは、まゆみです。

pandasについての記事、第2回目になります。

今回の記事では、pandasでSeries に加工したデータに使うattribute (アトリビュート)の概要について書いていこうと思います。

attribute (アトリビュート)やMethod(メソッド) はPythonのクラスを学んだ時に出てきた言葉だと思いますが、改めて定義の方を書いておきますね。

※Pandas のSeries ってなんだ??っていう人はこちらの記事を参考にしてください。

#Attribute(アトリビュート)とMethod(メソッド)の定義

  • attribute
  • オブジェクトそのものを変えたりすることはないが、オブジェクトを違う角度から見たり、オブジェクトの情報や詳細を伝えたりする役目をする
method attribute と違い、オブジェクトに対して計算をしたりオブジェクトそのものを変えたりする

では、言葉の定義はこれくらいにして、さっそくattribute がどのような事ができるのか試していきましょう。

#PandasのSeries のattribute の例

繰り返しになりますが、attribute はオブジェクトそのものの本質を変えることはなく、オブジェクトを違う角度から見た結果を返したり、オブジェクトの詳細の情報を返したりします

##jupyter notebookの便利な機能

スクリーンショット 2021-03-12 070949.jpg

上記のスクショにあるように、s.を入力したあと

『Tab』キーを押すと

s. につけることのできるmethod やattribute の選択肢がずらっと出てきます。

##values

Series をarray の形で返してくれます。

スクリーンショット 2021-03-12 071744.jpg

python でデータ分析などをする時、Numpyというライブラリーも使うのでデータをarray の形に変えるプロセスはよく出現します。

##index

スクリーンショット 2021-03-12 072648.jpg

indexの範囲とindex の増え方を返してくれます。

コンピューターでは始まりは『0』から数えるので、

start = 0

(リストのアイテム数) がstop の数字になります

step はindex の数字の増え方のことで、この場合は1づつ増えているので

step = 1

となります

##dtype

python のコードでデータ型を調べる時に

type()を使ったように、

pandasで加工したデータのタイプを調べる時は

dtype というattributeを使います

スクリーンショット 2021-03-12 074502.jpg

文字列で作ったSeries のタイプは

"O"

と表示されました。

Object (オブジェクト) の意味です

少しややこしいのですが、pandasでobject というと、python で言うところの 『string (文字列)』を表します。

また、数字で作ったSeriesのタイプは

"int64"

と表示されています

もちろんinteger (インテジャー= 数字)の意味です。

#Pandasライブラリーのドキュメントに目を通してみよう

こちらからPandasライブラリーのドキュメントを見ることができます。

英語ですが、すごくまとまっていて見やすいと思います。

今日紹介した以外にたくさんのattribute がありますので、ドキュメントの方にも目を通してみてください。

#まとめ

今回の記事では、Pandas ライブラリーでSeries に加工したデータに対して色んなattribute (アトリビュート) を試してみました。

記事の中で全てのattribute を紹介する事はできませんが、使い方は全て同じです。

(Seriesのデータ).使いたいattribute

この記事がお役にたてれば幸いです。

次回の記事では、method() を紹介していきます

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