こんにちは。まゆみと申します
Dockerの理解がだいぶ進んだので、Kubernetesの勉強に移ろうと思っています。
ただ、前から『Kubernetesのインストールは超大変!』と聞いていました。
私も1日かかりでやっと、kubectlとminikubeのインストールに成功しましたので、備忘記録を兼ねて本日の記事にまとめさせていただきます。
インストールの時点で躓いている方のお役に立てれば幸いです。<(_ _)>
ではさっそく始めていきますね。(Windows10 homeの方向けの記事になります)
#minikubeとは?
minikubeとは、ローカル環境で開発をする時に使うシステムになります。
#あなたの環境はminikubeがインストールできるか?
まずあなたの環境でminikubeのインストールが可能かどうか調べてみましょう
systeminfo
とコマンドプロンプトに打ってみましょう
下のスクショのように『ハイパーバイザーが検出されました。』と表示されればOKです。
#最初にKubectlをインストールする
Kubernetesを使うには、『kubectl』と言われるツールをインストールしなければいけません。
Kubectlによって、Clusterに命令を出すことができます。(clusterなどの解説はまた別の記事でさせていただきます)
Kubectlのインストール方法はいくつかありますが、この記事では、『Chocolatey』というパッケージマネージメントツールを使ったインストール方法を紹介します
右上にある『Install Now』というボタンをクリックしてください。
少しスクロールすると、下記のような画面になります
赤で囲んだ部分をコピーしてください。
PowerShellを管理者として開きます。
そして先ほどコピーしたものを貼り付け実行してください。
これで、Chocolateyがローカルにインストールされました。
次に管理者としてコマンドプロンプトを開きます。
そしてkubernetesのドキュメントに書かれている順番でインストールをしていきます
引用元:kubernetesドキュメント
プロセスの順番にスクショを貼っておきますね。
このインストールがうまく行ったかどうか調べるには下のスクショのように
kubectl version --client
と打ってみましょう
うまく行っている場合、下のスクショのようになります
これでkubectlのインストールも終わりました。
kubectlはMinikubeを使わない時でも必ず要るものなので、まず最初にインストールしてくださいね。
そして、所定の場所で『.kube』というフォルダーを作ります
その後、.kubeフォルダーを作った場所で『config』というファイルを作ってください。(拡張子は要りません)
#Minikubeをインストールする
minikubeドキュメントを参考にインストールの手順を書いていきますね。
管理者としてコマンドプロンプトを開き、
choco install minikube
とコマンドを打ちます
コマンドプロンプトを閉じ、再度開きます(管理者としてではなくて大丈夫です)
minikube start --driver=(virtualizationのドライバー)
と--driverオプションを付けて実行します
(virtualizationのドライバー)と書かれているところには、あなたのvirtualization driverを書きましょう
私は色々試してみて
minikube start --driver=docker
でうまく行きました。
うまく行かなかったのもスクショで貼っておきますね。
参考にどうぞ。
Windows10 homeを使っている方のなかには、virtualboxを好んで使われている方もいると思いますが、私の環境ではうまく実行されませんでした。
ちなみに、うまく行かなかった後には、
minikube delete
と削除しないといけないようです。
#まとめ
今回の記事は、Kubernetesの勉強がまだ不十分なまま書かせていただきました。
もし、間違っているところがあれば指摘してくだされば嬉しく思います
ただ、minikubeのインストールには、かなりてこずった後、やっと成功したので、備忘記録を兼ねて今回の記事にまとめさせていただきました。
参考にしていただければ幸いです。