これまで勉強してきたRubyの力試しとして受験した「Ruby技術者認定試験 Silver」に合格したので勉強方法をまとめます。
#目次
- 前提条件
- 受験をしようと思った背景
- 勉強期間
- 勉強方法
- 試験結果と試験後の振り返り
##前提条件
- 非エンジニア・実務経験なし(当時は絶賛職探し中でした)
- プログラミングスクールで半年間、Rubyを学習
- スクールにてチーム開発、卒業後は個人開発の経験あり
- Ruby以外のバッグエンド言語は全く学習経験なし
##受験をしようと思った背景
プログラミングスクールでRubyの基礎を学び、学びのアウトプットの一つとしてRubyの資格をとることにしました。
職探しでは、主に資格より実際の個人アプリの作成などのアウトプットが重視されることはわかっていたので、この資格はどちらかというと「人に証明するため」というよりは「勉強フェーズの一区切り」として受験することにしました。
##勉強期間
申込日:2021年5月8日
↓ (50日)
受験日:2021年6月27日
申込した日から勉強を行ったので、勉強期間は約1ヵ月半です。
最初の方は、1日1時間程度勉強していたと思います。
直前の2週間前ほどは1日2時間程度勉強しました。
(とはいえ、毎日欠かさずといった感じではありませんでしたが・・)
##勉強方法
###ステップ1(勉強開始初日、試験日の1ヶ月半前)
####まずは模擬テストを受けてみる
まずは、RExという模擬テストが受けれるサイトで自分の能力を測りました。
結果は、、
まあまあまあまあ、、、
勉強していないのだから仕方ないと自分を納得させ、勉強のモチベーションを上げました。
先人達のブログを拝見すると、試験前日にはこのRExの模擬試験で90点台が安定して取れている必要があると書かれていたので、一番最初に自分のレベルを知り目標とのギャップが知れたことはとても重要だったと思います。
また、RExは毎回受けるごとの点数が記録されていくので、自分の成長の記録が残り達成感を味わうことができるのもいいと思います。
###ステップ2(試験日の1ヶ月半前〜3週間前)
####Ruby技術者認定試験合格教本によるインプット学習
Ruby技術者認定試験の公式の参考書である以下の本を購入。
こちらの本は、模擬試験・演習問題が本の後半についていますが、この時点では手を付けずに、まずは前半部分の内容のインプットからはじました。
意図としては、ステップ1で自分が公式模擬試験を受けるレベルに達していないことがわかっていたので、この時点で解いてしまい答えを覚えてしまうことをもったいなく感じ、ステップアップした自分に解かせたかったためです。
Silverの範囲となる以下の章を重点的に読みました。
この時点では、試験での出題問題の傾向などは把握しておらず、網羅的にインプットしていました。
- 第3章:文法
- 第4章:オブジェクト指向
- 第5章:組み込みクラス
####ReXによる模擬試験を定期的に受験
また、教本での学習と並行して、RExの模擬試験を定期的に受験するようにしていました。
RExの模擬試験は、しばらく受けていると気づくと思いますが、出題問題がパターン化されています。なので、必然的に答えを覚えてきてしまうと思いますが、なぜその答えになるのか自力で解説できるようになることが大事だと思います。
###ステップ3(3週間前〜試験前日)
####正答率100%になるまで、各模擬試験を受けまくる
模擬試験(演習問題)は私が把握しているだけでも以下の5つあります。
- Ruby技術者認定試験合格教本の演習問題(30問)
- Ruby技術者認定試験合格教本の模擬試験(50問)
- RExの模擬試験(50問×数パターン)
- silver_j.mdの模擬試験(50問)
- ミニツクの演習問題(10問×6ドリル)
ここのステップ3の最初のタイミングでは、RExで70〜80点台を取れるようになってきていて、安心していたのですが、これまで解いたことのなかった問題集を解くと、あらびっくり。
全然解けない問題があることに気づき、RExで70〜80点台取れるのは、無意識的に答えを覚えてしまっているからなのだと気づきました。
そして、上記5つの問題を解きまくっているとこの試験の出題問題に傾向があることが分かってきます。
そのその傾向問題の部分を改めて教本でインプットしなおした上で、各問題集を受けまくり、前日までには全ての問題で100%の正答率を出せるようにしておきました。
##試験結果と試験後の振り返り
結果は、「80点」※合格点は75点
受かってよかったですが、ギリギリでした・・
正直、全ての模擬試験で100点取れる状態で臨んだので、もう少し取れると思っていましたが、やはり模擬試験は何度も受けて意識はせずとも答えを知っていたから、というのがあったんですね
この試験のコツは、「出題傾向を特定し、それらに集中して、深く理解すること」だと思います。