8
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

エンジニア4年生が思う、エンジニアを苦しめるかもしれないマインド、考え方

Posted at

はじめに

こんにちは!
先日、「Qitta Conference」に初めて参加させていただき、様々な生い立ち、キャリア、立場の方々のお話を聞かせていただきました。
色々なお話を聞く中で、こういう業務、技術、考え方があるんだと勉強になることがたくさんありましたし、一方で大変共感する内容もありました。
今回の記事は、「エンジニアに必要なマインド」というタイトルで記事を執筆したいと思った次第です。

読者対象

特にいわゆる駆け出しエンジニアさん、経験1,2年ぐらいの方に向けて書きたいと思います。
もちろん、それ以上の中堅、つよつよ、ベテランエンジニアさんも共感、追加の内容コメントなどいただけると嬉しいです。
私の1,2年目頃の失敗や、間違っていた(と思っている)考え方や、エンジニアマインドについてご紹介できたらと思います。

自己紹介

まずは、簡単に自己紹介をさせてください。
大学卒業後新卒でとある金融機関に就職し、1年9ヶ月ほど従事しました。
金融機関で働いている中で、将来に不安を感じるようになり、エンジニアを目指すことを決意しました。(色々理由はあるのですが、ここは脱線しそうなので、割愛させてください)
金融機関在籍中に某プログラミングスクールにて学習し、A社から内定を頂き、エンジニア転職を果たします。
1年と少し経ったタイミングで現在在籍中のB社へ入社しました。
A、B社共に業務でWebアプリケーション開発を行っております。
エンジニア歴は4年目となった、27歳です。

なぜこの記事を書こうと思ったのか

この記事を読まれている皆さんはエンジニアをやっていて、楽しいでしょうか?
私は今、エンジニアとして楽しく働けています。今は!!!

上記の書き方でお察しの通り、最初の数年は苦しい思いをしました。自分は頑張っているのにうまくいかない。そんな気持ちで自分自身を押しつぶしていた時期がありました・・・

失敗マインド

ここからは、私自身が失敗したと思う考え方、マインドを紹介します。

1.完璧主義

今、昔の自分を思い出すと、これが特に成長の邪魔していたと思います。
完璧を目指してはだめです。声を大にして言いたい!

私はプログラミングスクール6ヶ月間+会社の研修を経て、業務系アプリケーションの開発にアサインされました。
その際、以下のような状態や思考と直面していました。

  • 状態
    • なんやこのツール。使い方わからん。
    • 環境構築なにしてるんや、、、ていうか、エラー出てるけど何がどうなってるんや。
    • わからんこと多すぎて、なにから聞けばいいんだ?それより、なにを聞けばいいんや?
  • 思考
    • エンジニアは自己解決が大事や!とにかく調べて解決しないと!
    • 周りのみんなは自走して進められてるみたい。自分もできるようになるんや!
    • できない人だと思われたくない。

プログラミングスクール時代や、SNSでよく目にする「エンジニアは自分で自走できなければいけない」「自分でエラーを解決しなくてはいけない」
そんな言葉がどんどん自分を苦しめます。焦りも大きくなります。
また、失敗を恐れ、わからないことを聞けず、余計に理解が進まない悪循環・・・
大大大真面目にやっているからこそ強く感じてしまう、自分できない感。
私は自身の真面目なところが良いところでもあり、悪いところでもあると思います。

確かに最初から業務のすべてをできることに越したことはないです。
ただ、自分を含め、ほとんどの凡人は最初からエンジニアとしての業務を当たり前のように進めることはできないと思います。

失敗したっていいじゃないか!昔の自分にそう声をかけてあげたいです。
歴が浅いうちに失敗して、色々学んでチャレンジした人の方が得られるものは多いと思います。
(歴が長くなればなるほど、聞きづらい雰囲気がどうしても増えてくるものらしいですヨ・・・)


2.期日に間に合わせることから起因する、焦り

期日を守るのって大事ですよね。
これはエンジニアに限ったことではなく、働く上で期日を守るのは大事なことです。
期日が遅れることで、チームに迷惑がかかる。さらには、お客様にも迷惑をかけてしまう。

当時の私は以下のような状態になっていました。

~とある機能の実装時~

  • 状態
    • あと期間、1日か。。。5日やったのに、まだ半分終わってないわ。。。
    • なんやこのメソッド、何しているかようわからん!
    • とりあえずこれがやりたいこと実現してるみたいだから、コピペしよう!
  • 思考
    • とりあえず間に合わせないと!
    • 毎回理解してたら、いくら時間あっても足りん!

正直なところ、間に合わせるには上記をしないといけない場面もあるかとは思うのですが、
何と言っても身にならない。これに尽きます。

また、焦っている状態でエラーが出たとき、とにかく間のすべての手順をすっ飛ばして、1発で解決しようとする。
これをしようとすることが自分はよくありました。
解決するのであればよくない?そのように思うかもしれません。ただ、エラーの解決には、以下のように手順を踏むことが大切だと考えます。

  1. エラーの内容、原因の把握
  2. エラー箇所の特定
  3. エラーの直接原因の特定
  4. 仮説を立て、どのように修正を行うかを考察
  5. 仮説、修正を元に修正を実施し、挙動の確認
  6. 解決しなければ再度1に戻る

私は、上記1 ~ 5がなかったんです。とにかく心当たりがある箇所を直して、下手したらエラーを確認せず・・・(白目
それを飛ばしてしまうと学びがないんです。
落ち着いているときはできているんですが、追い込まれたときはできていないことが多かったように思います。

結果として・・・

私は理解不足のまま初めての案件を乗り切ったせいで、「結局何をしたんだ・・・?何を得たんだ・・・?」で終わってしまいました。
成長の「せ」の字もなかったように思います。
もったいなかったなぁ。。。

期限に追われすぎても、良い成果は出ません。焦って作業したところで、ミスが多くなるだけです。
進捗報告を怠らなければ、仲間や上司がきっとサポートしてくれます。
今はサポートされる側でいいのです。
素直にアドバイスを聞き入れ、助けてもらい、その後、力をつけてgiveができるエンジニアになりましょう。


3.目的がわかっていない。それを解決する手段を理解していない。

~とある環境構築での出来事~
  • 資料にこのソフト入れろってかいてある!(何をしているかはわからんが)とりあえずいれよう!
  • 〇〇さんがこの設定が必要って言ってたな!まずは設定しておこう。

当時の私はこのソフトが何をしている、設定がどんな意味なのかなどを理解しないまま進めていました。
これだけを聞けば誰でも「何をやってくれてんだ」と言いたくなると思います。

なぜこのようになってしまったのかを私は考えました。

私の結論は 「目的が環境構築をする」 で止まっているからだと思います。
私の場合、 「環境構築をする(目的)ために何が必要なのか(問題)」 がわかっていなかったのです。
もっといえば、 「そのインストールしたソフトがどんな問題を解決してくれるのか(どんな手段なのか)」 それを理解せずにしていたのが、、、はい、私です。

反省し、今は・・・

今となってはあっっっったりまえなんですが、わからないことは調べる。
せめて、自分がいまどんな操作をして、それがなんの意味があるのかぐらいは理解して行う。
昔、表示された警告ポップアップをろくに読まずOKを押したら先輩に怒られたっけ。。。

もし、仮に理解しないまま様々な操作をし、エラーになってもあなたが何をして、どのような状況になったのか教えてくれないと、どんな人でもアドバイスに困ってしまいます。
前提(あなたが行った操作)が違うと、賢いAIさんでも間違えて回答を生成してしまいます。

4.成長を感じない

(マインドとは少し離れてしまうかもしれませんが)
私は2年半ぐらいまで成長を感じない感覚がありました。まったくないわけではないんですけどね。
プラトー理論っていうのがあるみたいです。

プラトー理論 (Plateau Theory) 最初はなかなか成果が見えず(停滞期=プラトー)、努力を続けるとある時点から一気に成長し始める

ある時期からまさしく「点と点が結ばれ、線になる」を感じる様になりました。
エンジニアは必要とされる知識の幅が広いが故に、線で物事を捉えることができないことが多いと感じます。
とある業務で手順を1から10まで細かく教えてもらっても、次のプロジェクトでは役に立たなかったなんてことがあるのではないでしょうか。

土台となる知識があるからこそ見えてくる景色も変わってくるように思います。
同じ情報に触れても、3年前の自分と今の自分では考えることや、受け取り方が全く違うと思います。

私は2年半ぐらい経ったタイミングで大きな成長を感じることができました。
逆に言えば、数年は成長を感じず、苦しいかもしれません。ただ、あまり悲観的にはならず、日々こつこつと知識を蓄えていってほしいと思います。私も頑張ります。

最後に

いかがだったでしょうか。
現状の自分のマインドで当てはまる事はありましたでしょうか。
私自身、よくないマインドを完璧に払拭できている訳では無いですが、理解しているだけでも違うと考えます。

あまり記事を書くことになれていないので、不慣れな部分もあったかもしれません。
文字ばかりで読みづらい記事なのが少し反省です。

また、技術の記事とかもかけたらいいなと考えています。
投稿頻度は多くないかもしれませんが、温かい目で見ていただけると幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

8
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?