はじめに
この記事はこれからプログラミングスクールに通うかどうか悩んでいる方、スクール選びに困っている方、また、Webエンジニアへ転職を考えている方、さらに、TechCamp受講生の皆様や他スクールに現在通っている方などの一助になればいいと思います。私自身がスクール受講時や、就職活動時に感じたことなどを素直に書こうと思います。
転職活動だけを知りたい方は「転職活動について」まで読み飛ばしてもらっても良いと思います。
少し長い記事になるかもしれませんが、お付き合いいただけると幸いです。
自己紹介
初めまして。改めて、駆け出しエンジニアを名乗らせていただいております。Matsuiと申します。(2022年3月9日現在)24歳です。
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理系大学を卒業し、金融業界、信用金庫で1年半ほど勤めておりました。社会人2年目の8月頃、当時のキャリアを考えた際、現在のキャリアに不安を感じ、手に職をつけたいと考えるようになったため、TechCampにてプログラミングの学習を始めました。
当時Web開発に関する知識はほぼ0と言って良いと思います。大学時代は一応理系の学科でしたが、工学系ではなかったため、プログラミングは触ったことがあるぐらいでした。数値計算のため、Fortranというマイナーな言語を扱ったり、SmallTalkを扱ったり・・・(正直全て忘れましたが)その程度だったので、TechCampにて初めてWeb開発のためのプログラミングを扱いました。HTML・・・ナニソレ?って感じでした。
一応現在は、スクール受講を終え、転職活動も終了しております。
技術的には一つの簡単なアプリ開発であればできます。HTML/CSS/JavaScript/Ruby/Ruby on railsをメインに学びました。
一応こちらに私自身の(レベルの低い😅)GitHubアカウントを → MatsuiのGitHubアカウント
就職活動は第一志望であった受託・SESの企業様に入社することが決定しております。
TechCampとの出会い
実は、私自身プログラミングスクールに通って転職しよう!とは最初考えていませんでした。未経験で育成枠というのが転職サイトを見ていると存在し、みっちり鍛えてもらってからエンジニアデビューをするというのを考えていました。21年6月頃から某大手転職サイト数社に登録し、転職エージェントさんとの面談を2、3人と実施。
しかし、皆さん口を揃えておっしゃるのは「全国転勤は外せないですね ・・・」確かに求人はあることはありましたが条件は全国転勤あり。自称引きこもりで、電車に乗るのも苦しい私にはかなりキツい条件でした。そもそも、冷たい言い方すれば、転職エージェントさんは転職の仲介をするからお給料が出るのだから、わざわざ私一人のために手間暇かける必要もないわけです。
こんなことを感じながらだったので、その数人のエージェントさんに人生の岐路となる「転職」を委ねることはできず・・・
ダメもとでもう一人だけ、と思いながら転職エージェントに相談しました。結果から申し上げますと、その方のアドバイスがプログラミングスクール受講に私の意識を向けて下さいました。私の状況や希望条件、思いなどを伝えると
「勉強してからでも遅くないと思いますよ」と一言。少し焦りもあり、視野が狭くなっていた私はハッさせられました。私は幸いにも24歳とまだ若く、25歳ぐらいまでは第2新卒として通りますし、スキルをつけてからであれば、就職活動の幅も広がりますと。あの時、そのまま転職活動を始めていたら、今の会社とは面接すらできていなかったと思います。結果として、就職活動の選択肢はかなり広がりました。
今思うと本当にあのエージェントの方には感謝しています。私に親身に寄り添い一番必要としていたアドバイスを与えて下さったのだと思います。
少し話が遠回りになっていますが、それからプログラミングスクールの受講を考えるようになりました。どこのプログラミングスクールも最初に説明のためや受講目的などをお伺いする面談があると思います。私はTechCampでの面談のみ受け、TechCampに受講を決めました。そんなすぐ決めるの?受講料も安くはないよ?と思うかもしれませんが、即決しました。面談の対応がすごく丁寧だったというのが大きかったと思います。
ここで一つアドバイスなのですが、スクールはどこの受講したとしても、そのスクールを選んだ理由は言える方がいい思います。
スクール→転職活動をする方であれば、なぜそのスクールを選んだのか、また、そのスクール(TechCampであればRuby)での言語を選んだ理由があるか聞かれる場合があるからです。
私のように勢いで選んでしまうとこの質問には困ってしまいます。😅
私は聞かれた際に「他スクールと比べると受講料は高くなりますが、勉強時間などは多く、自己投資を惜しみたくないと考えたからです」のような回答をしていました。言語については「RubyがWebアプリの開発の流れを未経験でも比較的簡単に習得できると感じたため」と回答していました。少し苦しい回答だったと思います・・・
スクール選びは私が思うに、どこまでできるようになるかを自分で決め、そこまで導いてくれるスクールを選ぶべきだと思います。もちろん対応の良さや、金銭面もありますし、それだけでなかなか選べない方もいるとは思いますが、私は中途半端にお金を払ってできることも中途半端になることを恐れたため、他スクールに比べ受講料が高かったですが、学習時間が多く、手厚い対応をして下さると感じたTechCampを選びました。
また、独学でもいいんじゃないかと感じられる方もいらっしゃると思います。私は全然ありだと思っています。独学とスクールで勉強した人がいて、全く同じ技術を習得してきたとしたら、独学の方がすごいですよね。自分で考えてそこまで自走し、習得してきたんです。絶対企業からするとそちらの方が欲しいと思うに決まっているのですが、その成長の道筋を未経験の方が考えるのはかなり至難の技だと思います。可能なのであれば、独学でいいと思いますが、スクール受講の良いところは成長の道筋をカリキュラムで作っていただける点、また、メンターの方などがわからない箇所などは教えて下さるので、一つのエラーでずっと詰まるということはないと思います。ここで、一つ注意点なのですが、無駄に迷うことが少なくできるのは良い点です。しかし、学習を全て教えてもらおうというスタンスなのであればそれは絶対ダメです。学習に関しては、もちろん自分で仮説検証を行い、エラーと向き合うことは必要です。それはひよっこの私が言うのもあれですが、エンジニアにとって必ず必要となる力だと思いますので、あくまで主体的に学んでいくという姿勢は求められます。また、その姿勢は必ず転職活動でも役に立つはずです。
TechCampでの学習について
私が選んだコースはWebエンジニア、夜間・休日、オンラインコースです。
デザイナーコースとエンジニアコースがあり、私自身はデザイナーとしておそらくセンスがないだろうし、エンジニアの方だなと妙に確信していたので、エンジニアしか視野に入れていなかった気がします。(なんならコースがあるのも知らなかった気がします。😅)
短期集中コースもありますが、私は入校した際は、前職にも在籍していたので夜間・休日コースを選択し、オンラインコースに。教室が利用できるコースもあり、各地に数カ所教室が用意されているようでした。オンラインコースは全てリモートでカリキュラムを進めていくので、基本は家やカフェなどで学習をします。
学習の進め方は、カリキュラムに沿って進めていき、エラーや詰まったとこがあれば、その都度メンターの方に質問するという流れです。なので、基本は自分一人で学習を進めていきます。先生の授業を聞くということはありません。強いて言えば、数分の解説動画がカリキュラムの中にあったりするぐらいです。メンターは11:00〜13:00、14:00〜22:00までは質問に答えていただけます。通話での質問とテキストによる質問があるので、通話ができない場合はテキストで質問しておくなど臨機応変に対応ができます。もっというと、通話したくないからテキストを使って質問する、なんてこともできると思います。
TechCampでの学習量は、週の学習時間は23時間を目安に、合計半年間で600時間の学習を行います。(私自身は600時間やっていない気はする😅 正確に測ったわけではないのでわからないですが・・・)
あくまで目安なので、もちろんそのカリキュラムが早く終わる方もいれば、逆の方もいると思います。
私は夜間・休日コースで、土日祝休みだったので、平日は仕事が終わってから1〜2時間ほどの学習をし、土日どちらかで10時間(この時間を時間割学習日と言います。)ほど時間を確保し、もう片方で週に足りなかった分の学習を進めるというのが1週間の流れでした。祝日がある週はその日を時間割学習日を設定し、土日はゆっくりするということもできました。
上記で急に書いたのですが、TechCampでは「時間割学習日」というのを設定する必要があり、1日10時間を1週間のどこかの日に割り当てる必要があります。それが上記で出てきた10時間という時間です。10時間と聞いてそんなに?って思われるかもしれませんが、全て学習しているわけではありません。朝礼などが最初にあり、13時までに2サイクル集中して学習を行う時間、お昼休憩を1時間とり、14時から4サイクル学習時間を取ります。サイクルの間にはそれぞれ10分ほど休み時間があり、1サイクルの終わりには、その時間に学習したことのアウトプットをする時間があります。アウトプットは振り返りフォームがあるので、それに沿って行った学習内容などを振り返っていきます。1日に最後にはそも日全てを通した振り返りを行います。実質、時間割学習日に学習していたのは6時間半〜7時間半の間だったと思います。
時間割学習は、学校の時間割のようなイメージです。また午前午後合わせて6サイクル時間割学習の時間があるのですが、それら全てが学習というわけでもなく、メンターの方との面談が入ったり、交流会などのイベントが入ったりします。
イベント等についても後述します。
上記の学習時間の目安を守っていれば基本的には前倒しでカリキュラムが終わると思います。(逆に言えばゆっくりやってもちょうどいいぐらいかもしれません。)私は6ヶ月のカリキュラムを5ヶ月で終了しました。ただ、早く終わらすことで、最終課題であるオリジナルアプリの制作時間を多く取ることができるようになるので、早く終わらせたほうが良いと思います。
本来のカリキュラムの予定ですと、制作期間は2週間ほどになるのですが、1ヶ月前倒しでカリキュラムを終わらせると1ヶ月半になるので、転職活動において重要視されるであろうポートフォリオを手厚くすることができると思います。
TechCampにはメインに関わる方として「ライフコーチ」「メンター」「キャリアアドバイザー」という役割の方がいます。
・ライフコーチ
カリキュラムの進捗などの管理、モチベーション維持のためのコーチです。一人ではなかなか600時間という学習をしていくのが心が折れそうになる時や、どうしてもモチベーションの維持が難しい時がありますが、ライフコーチが支えて下さいます。自分の思いや今の状況を人に話すということだけでもモチベの維持にはつながるとは思います。
・メンター
技術的な質問を受け付けて下さる方です。エラーで詰まったりした際に、通話を繋いだり、チャットで質問するのはこのメンターという方に投げかけます。
・キャリアアドバイザー
これは転職サポートをつけた方のみ付いて下さるのですが、私自身は転職サポートありの設定だったので、学習終了前数ヶ月前から対応してくださり、就職活動の軸の相談、履歴書・職務経歴書の作成、面接練習、求人の紹介などを行ってもらいました。私は新卒の際に転職エージェントを利用したことがありますが、これに比べ、サポートは遥かに手厚かったです。色々な相談にも乗って下さいます。
私の印象としては本当に関わってくださった皆様本当に言い方ばかりで半年でお別れするのは寂しかったです。お世話になりました・・・・
他の受講生様との交流は私自身はあまりありませんでした。というのも、私が交流会などに参加していなかったというのもあります。おそらく受講生様の中には交流したいという方もいらっしゃいましたし、受講生の交流会があったりもしたので、そういう場では1時間ほど受講生同士で話し合いをされているようでした。会によって話すお題などは決まっており、雑談というよりはエンジニア転職などにもつながる内容で、自分の思いを言語化するための交流会も兼ねていたっぽいので、「なぜエンジニアになりたいか」などそのようなお題で交流されていた気がします。
そういう交流会で意気投合した方はTwitterなどで繋がったり、相談したりしているようです。
私は人見知りなので、できなかったですね・・・😭
また、オンラインコースではなく、教室も用意しているコースであれば、そこで教え合いをしたりすることも可能のようです。コロナのこともあるので、あまり詳しいことはわかりませんが・・・
(この辺りはとりあえず思いついたら追記していこうと思います)
転職活動について
転職活動の結果
まずは結果について。
応募企業:27社
書類選考お見送り:8社
最終面接実施:7社
内定:4社
*書類選考中に辞退した企業様、また選考中に辞退した企業様があります。
求人媒体
Green:6社
duda:13社
リクナビNEXT:2社
TechCamp経由:6社
就職活動期間2月14日〜3月7日の3週間と少しで終了しました。
以上の結果でした。第一志望であった企業様が一番最後に内定をいただき、他企業様は全て辞退させていただきました。
それぞれの求人媒体の印象
Green
結果として内定先の企業様はGreenより応募させていただき、内定をいただきました。Greenからの内定は2社。Greenの特徴として、カジュアル面談がしやすいというメリットがあるように思いました。dudaやリクナビNEXTとは異なり、互いにマッチングしたらぜひ面接、面談をというような流れだったので、そこが企業のことをさらに知れる機会になります。面接前にカジュアル面談でお話を聞き、そこで自分がいいなと感じたら選考に進むことができますし、辞退することも可能です。社風を気にしていた私にとっては、とてもよかったと思います。
会社様はベンチャーなどの企業様が多い印象。duda、リクナビNEXTと比べると私は好みの求人媒体でした。
duda
応募自体はdudaからさせてもらうのが多かったです。やはり求人数的には他に引けを取らないと思います。dudaからの内定は1社。従業員数が3000人の大企業から20人弱の小さい企業様まで幅広い企業様を受けました。多いというのもあり、様々な会社を見ることをできましたが、私が興味のでる企業様は少なかったように感じました。オファー機能などもあるので、毎日のようにオファーが来ますが、Webエンジニアと設定しているのに全く違う業種からオファーが大半で、Webエンジニアのオファーが来たと思ったらほぼ毎回同じような企業でした。オファーはあまり期待しない方がいいと感じました。あと、エージェントの方からの電話が異常にかかってきます。笑
リクナビNEXT
こちらの媒体はほんとに興味を持った会社様だけを応募していました。こちらからは内定獲得は0です。リクナビNEXTにある求人は結構dudaにもあったりで応募しなかったというのもありますが、リクナビNEXTだけのものは応募しました。あまり使っていないですが、興味の持てる求人がちらほらある印象でした。
TechCamp経由
TechCampにも求人の紹介があります。卒業生の採用実績を確認できたり、いままでの質問傾向などを知ることができるので、そのあたりは有利に働くと思います。6社応募し、1社内定をいただきました。企業様までの経由が私→キャリアアドバイザー→TechCampの営業→企業様となっているせいか、何社か4週間弱しても選考結果を教えてもらえなかったので、ほぼ辞退をしました。内定承諾の期間交渉などは企業様と直接行う必要はなく、キャリアアドバイザーを通じて交渉するので、そのあたりは気持ちが楽だったように思います。
就職活動の流れ
まずは応募からです。応募企業は27社です。就職活動開始前にキャリアアドバイザーの方には「30社は必ず応募してください!」と言われていたので、なるべく応募したつもりだったのですが、最後の方に応募した会社はやけくそです。笑
本当に正直なこと言うとどの会社も未経験の目からすると判断のしようがないと感じていました。(面接や面談を重ねていくうちに差別化が図れ、なんとなく良い悪いがわかるようにはなると思います。)私は社風などを気にしていたので、面接でそういうところは探るようにしていました。
応募は就活開始時にほぼ終わらせ、新しい求人で気になるところがあれば追加しました。とはいっても2,3社しか追加しなかったと思います。注意点として、就職活動開始時にまとめて応募しておかないと、内定承諾時期などの兼ね合いより、辞退するか承諾するかなどの判断が難しくなります。まとめて応募した私もそれでバタバタしました。
最初の週はカジュアル面談を多く受けていました。やはり人事の方や実際に働いているエンジニアの方と話すと雰囲気はだいぶ知ることはできます。必ず意識していたのは応募した求人票、会社のHPはすべて目を通し、気になることなど質問事項は必ず確認しておくこと。また、実際に書いてある内容とのすり合わせなどを意識して参加させていただいてました。嘘つく会社は絶対に行きたくないと思っていたので、例えば、給料が明確に書いていなかったり、勤務地がわからない場合など必ず聞くべきだと思います。
一応私がよく聞いていた質問例を下記に記しておきます。
・入社後のキャリアの具体的な例を聞きたい。
・自分が入社させていただいた際には研修等はどうなるのか。
・(リモートワークなどが主になる場合)リモートでの未経験の研修などを行うことができるか。
・配属などはどのように決まるか。
・社風はどうか。(風通しはいいか、自分のやりたいことが通るかなど。)
・使用言語等の質問(事前に使用言語を調べた上で、今後何の学習をしていくべきか確認するため)
・どのような体制での開発になるのか。リモート等あるのか、チームでの開発になるのか。チームがあれば、何人ぐらいのチームか
・企業が現在力を入れている事業などはあるか(今後の業績や経営状況なども聞けると○)
・1日の業務の流れについて
・面接者が思う会社の良いところと悪いところ
面接はとにかく入った面接から1日2,3件ほど受けまくりました。正直練習のためもあり、最初は多少興味がない企業でも受けました。内定が出てからは明らか内定先より魅力的ではない求人の面接は辞退していきました。
そして、それを3週間と少し続けて第一志望の企業様より内定をいただきました。
就職活動で意識したことやポイントについて
私ごときの記事を読んでもらっているのであれば、インフルエンサーの方々のYouTubeやTwitterなどご覧になっていると思います。おそらく似たようなことをここでは書くと思います。ただ、私自身、就職活動をする中で共感したことがたくさんあったので、実体験として残したいと思います。
企業研究は大事
企業研究は必須です。相手も応募者の人となりを知るために応募書類などに、時間を割いて目を通して下さっています。それなのに、応募者側が企業のHPや求人票を確認せずに面接に来るのは単純に失礼です。また、企業のことを何もわかっていないのに志望動機は書けるはずないですし、逆質問などは絶対にできません。私は1社に対して必ず1時間以上はかけて質問事項や気になる点、興味のあることなどを洗い出していました。
1時間やればいいというわけではありませんが、必然的にそのぐらい時間はかかると思います。
就職活動中の学習について
就職活動中は毎日GitHubの草を生やすことを意識していました。ちなみに、GitHubの草を生やすとはこれのことです↓
(私のGitHubアカウントです)
若干途切れているときはあるのですが、就職活動以降は必ず毎日草を絶やさないように意識していました。企業の採用担当者の方からすると、未経験エンジニアははっきり言ってポテンシャル採用だと思います。その人に対する投資になるので、どれだけその人が成長してくれるかがキーになります。半年間スクールに通ってWebエンジニアになっても、スタートラインに立っただけです。そこからがスタートなので、企業からすれば、学習習慣がついている人が欲しいですよね。就職活動中はなかなか時間が取れない時もありますが、少しでもいいので学習を毎日行いましょう。
ポテンシャル採用というところに付け加えると、オリジナルポートフォリオなどは確かに見てくださいましたが、技術的な質問をされた企業様は第一志望の企業様と、他2社のみでした。また、技術的な質問というよりはどこまで理解しているか、どこまで学習したかのような質問でした。やはり、技術は後からついてくるという考えの企業が多かったのかなという印象でした。
面接などで話すのが苦手な方へ
私も面接がかなり苦手です。人前で事前に決まったことを話すにも足が震えてしまうぐらいです・・・
コツとしては自己分析を必ず行いましょう。私は今回の就職活動の際、2年前の新卒での就職活動の際にも自分の軸を明確にもっていました。
軸があればどんな角度から質問が来ても答えることができます。そんな簡単にいうなよ・・・って思うかもしれませんが、結構本気で思っています。新卒の就活から2年間空いただけだったので、今回の転職活動時には実際あまり自己分析はしなかったのですが、新卒の際は1カ月以上、大学ノート1冊半を使って自己分析を行いました。ちなみに本はこちらです。
騙されたと思ってやってみていただけると嬉しいです。私はこの本たちに助けられたのを覚えています。
自己分析ができている人は自分のことを言語化するのが上手にできるようになるので、「どうしてエンジニアになろうと思ったのですか?」という質問に対しても、こういうことがあって、その時に何を自分が思って、どう行動し、その結果からどう感じたというのが言語化できます。結構どこでも書いてあることだと思いますが、意外とぱっと出てこなかったりしますよね。これを手助けしてくれるのが自己分析だと私は思っています。是非行うことをおススメします。
この内容をさらに書き始めるとただでさえこの時点で長いと思っている方々を苦しめそうなのでやめておきます・・・
面接や面談はとりあえず受けた方がいい
求人だけで企業様を判断するのは少しもったいないと思います。私も、興味がなければ受けなくていいのでは、と考えていましたが、実際興味がなかった企業でも興味が湧いてきたり、逆に興味もってたけど、実際あったらイメージと違った・・・なんてことがありました。初対面の方と話すのはなかなか疲れますが、人生かかってます。その人生の1時間を渋っただけで今後の人生変わるかもしれないという気持ちで臨んでもらえるといいと思います。将来の自分が後悔しないように。
今後、就職活動をする方へ
これまで少し耳の痛い話を続けてきたかもしれません。不安を煽るような記事になってしまっていたら申し訳ありません。
今でこそこんな記事を書いている私ですが、数週間前までは不安との闘いでした。
現代はインターネットが普及し、様々な情報が流れます。IT系のインフルエンサーの発信や、未経験エンジニアはダメなどの不安を煽る記事・・・
この記事を書いている現在、私は無職です。将来の不安や、就職できてもその会社でうまくやっていけるかなど不安に思っています。また、就職活動中は本当に内定をもらえるのか、無収入の時期が続く中での金銭面など不安が募るばかりです。時には完成度が桁違いのポートフォリオ作品を見て、自分と比べてしまい、自己嫌悪になることもありました。深く考えすぎても心が苦しくなるだけですし、自分は自分の道を行けばいいと思います。みんなちがってみんないいと私は思います。
あくまでゴールは就職ではないです。その後のキャリアや、どうやって自分のやりたいことや夢を叶えるかだと思います。皆さんの夢が叶うことを祈ります。
最後に
長文になりましたが最後まで目を通してもらえてありがとうございます。最初にも書きましたが、こちらから私とコンタクトをとることができます。エンジニアとして仲良くしてくださる方や似た境遇の方がいれば皆様とつながりたいと考えています。また、気になることなどあれば、私でよければお力になれればと思っています。
何か追加したいことが増えたら適宜追加しようと思います。
どうぞよろしくお願いします。