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【Google Analytics】どのリンクがクリックされたかを区別する方法

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対象読者

  • ブログへのアクセスをGoogleAnalyticsで集計している人
  • どのリンクから訪問してきたのか、流入元を調べたい人

「クエリ文字列」で区別する

クエリ文字列とは?

クエリ文字列とは、URLの末尾につけ足す文字列のことです。
「?」をURLの末尾につけ、その次に好きな文字列をつけます。

具体的な例を見てみましょう。

https://my_blog.foo/0123456789/?profile

太字で示した部分がクエリ文字列です。

もしかすると、
「勝手に文字列を追加して大丈夫なの?」
「違うページに飛んだりしないの?」
と思う人もいるかもしれませんが、安心してください。

「?」以降の文字列はWebページの表示には影響しません(動的ページは例外)。

なので、クエリ文字列がついていようがいまいが、きちんと同じページが表示されます。

クエリ文字列の活用方法

では、このクエリ文字列を利用して流入元を区別してみます。

例えば、ページAページBがそれぞれあったとします。
そしてぺージA,BそれぞれにはページCという記事へのリンク(https://my_blog.foo/page_c/)が1つずつ貼ってあります。

この場合、

ページAページC (https://my_blog.foo/page_c/)
ページBページC (https://my_blog.foo/page_c/)

というページ遷移が考えられますが、この2つは通常区別することができません。

どちらの場合も、Google Analyticsでは
/page_c/
のように、まとめて集計されてしまいます。

そこで、クエリ文字列を付加したURLへ変更してみます。

例えば、
ページAには
https://my_blog.foo/page_c/?from_page_a
ページBには
https://my_blog.foo/page_c/?from_page_b
というリンクを貼っておきます。

すると、GoogleAnalyticsにはクエリ文字列付きのURL
/page_c/?from_page_a
/page_c/?from_page_b
のように、別々に集計されているはずです。

こうすれば、どのページからアクセスがあったのかを区別することができるようになります。

Googleスプレッドシートで経過観察する方法

ついでに、クエリ文字列をつけたリンクのアクセス情報のみを抽出して管理する方法も紹介します。

ここでは、Googleスプレッドシートのアドオン機能を使います。

まず、Googleスプレッドシートへアクセスします。

アクセス出来たら、画面上部のメニューバーから
「拡張機能」>「アドオン」>「アドオンを取得」
をクリックします。

image.png

上の検索窓で「Google Analytics」と入力すると、一番最初に「Google Analytics」のアドオンが表示されるのでそれをクリック。

image.png

そのままインストールします。

image.png

すると、拡張機能のところに「Google Analytics」が追加されていると思うので、そこから「Create new report」を選択します。

image.png

レポートの名前を適当に入力し、集計したい指標などを選択していきます。

今回は例として

  • PV
  • 平均ページ滞在時間
  • 離脱率

をMetricsで指定しました。

Dimensionsは「Page」を選択しておきます。

image.png

次に、
「拡張機能」>「Google Analytics」>「Run reports」
を選択すると、新たなシートが作成されて集計結果が見られるようになります。

ここからはスプレッドシートの QUERY関数 を駆使して、自分が見たいURLのみを抽出します。

先ほど紹介したURLの例なら、セルA2に

=QUERY('link clicks'!A16:D5000,"SELECT * WHERE A contains '/page_c/?'")

と入力します。すると「/page_c/?」という文字列が含まれるURLのみが抽出されます。

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