弊社にて、普段可視化ツールとして使っているPowerBIですが、まだ普及しているというにはほど遠く、分析チーム周りの人がちょくちょく使うという程度です。社内全般に広めれば、各部署での細かい課題まで、現場で課題ブレークダウン、分析、アクションプランまで行えるため、業務効率の向上が見込まれます。
そこで、年末のく〇忙しい時に、社内で有志を募ってPowerBIチュートリアルを行いました。ハンズオンまで用意したのですが、やはりWeb系の会社はMacが多い、多い。知っていて言っているけど、こういう場にくると際立って気になる。まあ、そんな事はお構いなく、PowerBI普及を進めます!(どういうつもりだ?)
以下がチュートリアルで使った、スライドです。データも用意してあります。
http://www.slideshare.net/omasutani/power-bi-70490792:embed
社内で興味を持った方は、分析T、マーケティングT、営業T、開発T、と比較的普段データと向き合っている方が当然多く、勉強熱心な方が多いと関心しました。Excelを使いこなせていれば、難なく使えるPower BIですので、いろいろな部署の人が使い始めて、その魅力が増してくるはずです。
今回は、まっさらな状態から始める人向けに作りましたので、データ可視化までの簡単なワークフローを追うだけになっていますが、あえて、数値データでない扱いにくいデータを対象にしています。
(時節柄、紅白歌合戦のデータを見てみたくて、そうなったとかもしれない)
通常の数値データでの分析とは違う以下の要素が入っているので、初心者が初めてしばらくして躓く点を押させているかと思います。
- 文字列データ(勝敗、人名など)の数値へのマッピング
- Webスクレイピング(資料では割愛されていますが)
- On the flyなグループ化(最近のアップデートで導入されたレポートでのグループ化メニュー)
- nominalと数値の相関分析(散布図よりも棒グラフの方がわかりやすい)
以下にチュートリアルで作ったレポートを公開しておきます。
今後はチュートリアルというよりも、個別に対応することが多いかもしれませんが、社内のデータリテラシ向上は分析の質の向上につながるので、今後もこういった活動を続けてみたいと思います。