LoginSignup
10
7

More than 5 years have passed since last update.

Exploratory でSQL Serverに接続する(ODBC)

Last updated at Posted at 2017-02-06

Exploratoryとは

Exploratory は日本人エンジニアによるカリフォルニアのスタートアップが開発するRベースのBIツールです。Rベースで作られており、クエリーなどはdplyrの構文が使えたりとRを使いこなしている人にとっては、他のBIツールよりも親和性が高そうに感じるところが魅力です。

image.png

実際にPowerBIと比べてみても、ツールの使い勝手としては申し分無く、出来上がるビジュアルもセンスが良く、弊社でも適材適所で使い分けています。
日本人エンジニアによる開発ということもあり、日本語対応がびっくりするほどしっかりしており、日本語カラム名など何のそのです。マッピングなども今時ツールらしくしっかりサポートしており、当然ながら予測や回帰などのツールはRの機能をのものを使えるのでおそらく他のツールの追従を許さない豊富さです。特筆すべきは、PowerBIが弱いテキストマイニング系のツールがそろっており、日本語対応も相まって、非常に貴重な存在になっていると思います。

データソース

こちらのように、データソースとして、RedShiftやBig Queryなど大規模系のリポジトリも対応しており、大手のBIツールと比べてもそん色無かったのですが、社内ではまだまだSQLServerを中心に使っているので、ODBCアクセスが欲しいと思っていたところ(フォーラムでリクエストしましたが)最近のアップデート(V3.0)で対応してくれました!

早速社内で運用している、SQL Azureのノードに接続してみました。

ODBCのセットアップ

SQL Serverを使っている人はだまって、Microsoft SQL Server 用 ODBC Driverを入れましょう。

Cortanaさんに”ODBC”と入れて、ODBCデータソースアドミニストレータを起動します。

image.png

システムDSNにSQL Server Native Client 11.0を使ってつなぎたいAzure SQL のノードの情報を設定します。基本的にはホストと接続情報を設定したDSN情報を作成するだけです。

image.png

ExploratoryでODBC接続

あとはExploratoryで先ほど設定したDSNの情報を接続先として指定するだけです。

image.png

接続した後は普通のデータソースと変わりません。というかインポートするので同じデータフレームです。

image.png

Rを使うときはCSVに吐き出して検証することが多いですが、DBの中をのぞいて、軽くETLをやって、所望のグラフを出す、程度ならExploratoryで全部できてしまいますので、ODBCサポートは非常に助かりました!

10
7
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
10
7