22年度未踏ジュニアを修了してから5か月が経ちましたが、23年度に応募する方も多いと思いますので振り返りと提案書を公開しようと思います!
私が期間内に開発したのは「Sanitas」、健康やダイエットに関する意識や努力をポイントに変換して友達と共有することで、モチベーションの向上を図るヘルスケアアプリです。
Swiftで開発していました〜。
webサイト : sanitas.cc
採択まで・提案書
未踏ジュニアの存在自体を知ったのが応募締め切りの10日前ほどで、提案書は一週間ほどで作成しました。
少しずつ作成していたデザインのプロトタイプを完成させて提案書に入れました。開発する上で細かいプロトタイプがあるとすごくやりやすかったです。
提案書を貼っておくので参考にしていただけると嬉しいです。
プログラミングに関してはほぼ初心者だったのですが、「好きだし楽しいなのでできます!」というスタンスでいきました。
提案内容にフィードバックをいただく感じの面接を終え、石丸さんに採択していただきました。
6・7月 ブースト会議
ブースト会議では、未踏ジュニアの関係者の方々にプロジェクトの質問やフィードバックをいただき、その後半年間の目標の設定だったり計画を立てました。
はじめの方の開発は技術力が低いので何をするのにも時間がかかってしまいあまり進捗がなかったりもしました!
また、メンターさんに論文の探し方や読み方などを教えていただき、ポイントのスコアリングアルゴリズムの作成を進めました。
8月 中間合宿
TestFlightを飛ばして中間合宿に臨みましたがクラッシュして誰も使えず、すごく悔しかったです。
合宿でOBの方に綺麗なコードの書き方等を教えていただきそれを元に今までのコードをかなりの量書き直しました。毎日開発に没頭する夏休みは技術的に成長できてすごく楽しかったです。
夏休みでほとんどのメイン機能の実装を終えてU22プロコンとアプリ甲子園に臨みました。
9月・10月
8月末から未踏ジュニアの関係者の方々や友達などを対象にユーザーテストを始め、フィードバックをもとに改善してリリースしました🎉
主にメンターの石丸さんと西尾さん・同期のクリエイターさんにフィードバックを大量にいただけたので、それを元に大分改善できたと思います。
ユーザーテストは未踏ジュニアで一番やりたかったことだったので、早くに始められてよかったと思っています。
また同時進行でアプリ甲子園の資料提出やプレゼンテーションの練習をしていましたがとにかくスケジュールが鬼でした。ソースコード提出まで時間はないのにアップデートしたいところは大量にあり、さらに学校もあるので全然寝れなかったです。
そして10月30日のアプリ甲子園決勝大会プレゼンテーションに向け、メンターの石丸さんや未踏ジュニア代表の鵜飼さんに何度も構成やスライドのフィードバックをいただきたくさん練習して当日に臨みました。
プレゼンテーションでは新機能の追加で2次審査からの成長(?)と未踏ジュニアでやっていたユーザーテストの結果をアピールしました。
練習した分めちゃめちゃ緊張しましたが、結果は優勝(総務大臣賞)・Cygames賞・DeNA 賞、本当にたくさんの方に助言をいただき、私一人では絶対に達成できなかったことだと思っています。
11/3 成果報告会
アプリ甲子園が終わり、成果報告会までの3日間で準備をしました。
成果報告会の発表準備は、先に作成したアプリ甲子園の資料をもとに作ったのである程度まとまったものができたと思います。
早めに開発を終えていたこととスライドができていたことから焦りはあまりなかったのでよかったです。
しかし、、質疑応答の準備を全くしておらず緊張も相まってグダグダになってしまいました…言いたいことはたくさんあったのですがなかなか言葉にならずにすごく悔しかったです。
想定質問の準備をしておけばよかったです。
振り返り
これまで部活も習い事も続かないし努力もしてこなかったのですが、今回一つの好きなことに没頭して努力できて、一番楽しくてあっという間の半年間だったと思います。もう半年間やりたかった…
とにかく目標があるのと人の目があるというのは、一人だといつまでもだらだら進めてしまう私にとってはよかったです。
最後まで親身に相談に乗っていただきサポートしてくださったメンターさんの石丸さんには感謝してもしきれないです。
また、同期のクリエイターやメンターさん・OBOGなど関係者の皆様ありがとうございました。
締切まで時間がないですが、未踏ジュニアはいいことしかないので作りたいものがある人はぜひ応募してほしいです。
長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。