ラズパイのディスプレイ解像度を設定する
仕様・環境
- 液晶テレビは、モニターとチューナー部が分かれていてユーティリティ性の高い Panasonicの19型テレビUN-19FB10D
- HDMI接続で外部ディスプレイとしても使える
- 解像度が横1366×縦768、スペクト比は16:9
- Raspberry Pi4(8G) モデル
設定変更
- 前提として、ラズパイをLinuxサーバーとして動かすので、シェルの操作ができれば十分 (基本的にリモートからSSHで作業)
- そのまま接続すると上記の 1366 x 768 が認識されず、画面の端が切れてしまう
設定
$ sudo vi /boot/config.txt
... 省略
# uncomment to force a specific HDMI mode (this will force VGA)
- #hdmi_group=1
+ #hdmi_group=2
- #hdmi_mode=1
+ #hdmi_mode=39
- hdmi_group=1 => 2 に変更
- hdmi_mode=1 => 39 に変更
変更ポイント
hdmi_group :
この設定を変更することで、HDMIのアウトプットのグループを変更することができる。
hdmi_group | result |
---|---|
0 | Auto-detect from EDID |
1 | CEA |
2 | DMT |
- CEA (Consumer Electronics Association) : テレビで一般的に使用されている規格
- DMT (Display Monitor Timings) : モニターで一般的に使用されている規格
ポイント
UN-19FB10Dの対応解像度(1366x768)はCEAのリストに含まれていませんでした。DMTの規格で作られている?のかもしれません。
詳しくはこちら → ラズパイ公式ページ
hdmi_mode :
HDMIの出力フォーマット。フォーマットモード番号はCTAの仕様に基づく
These values are valid if hdmi_group=2 (DMT):
HDMI mode | Resolution | Frequency | Screen Aspect | Notes |
---|---|---|---|---|
39 | 1360x768 | 60Hz | 16:9 |
グラフィカル環境で使う場合
まとめ
液晶テレビをモニターとして使えるようになると色々便利ですねー。仕事に飽きたら NetFlix / YouTubeも見れちゃいますし。😉