概要
Dockerコンテナ内にIBM Cloud CLIをインストールし、ローカル環境を汚さないCLI開発環境を構築する。
今回は最新のCentOSのイメージを使用してコンテナを作成します。
前提条件として、Docker Desktop がインストールされていることとします。
手順
コンテナの準備
CentOS8のイメージを取得
docker pull centos:latest
取得したイメージからコンテナの作成と起動
docker run -it -d --name ibmcloud centos:latest
起動しているコンテナの確認
docker ps
コンテナ内に接続
docker exec -it <CONTAINER ID> bash
yumの最新化
yum check-update
IBM Cloud CLIのインストール
公式のCLIインストール方法はここ(https://cloud.ibm.com/docs/cli?topic=cli-getting-started)
which
コマンドのインストール
yum which
whichをインストールする理由は、こちら(https://qiita.com/Masayuki-M/items/6e7d541b1627f55df221) を見てください。
CLIのインストール
curl -sL https://ibm.biz/idt-installer | bash
CLIインストールの確認
ibmcloud -v
コンテナの保存
コンテナをイメージにする
docker commit <CONTAINER ID> ibmcloud
まとめ
以上の手順でibmcloudコマンドを実行できるコンテナが作成できた。
最後のイメージ保存で、再起動後もCLIの再インストールが不要となる。