はじめに
この記事は、Power Automate Advent Calendar 2023 12月24日シリーズ2担当分の記事です。
今年学ばさせていただいたPowerAutomateのトリガー、アクションと学習について記載します。
今年学んだトリガー・アクション
PowerApps(V2)トリガー
- PowerAppsからPowerAutomateを呼びだす
- 関数「フロー名.Run()」でPowerAppsから起動する
- タイムラグが無い
ようさんのイベントで知ることができました。
今年アプリの導入を行ったのですが、このトリガーを知らなければ
SharePointリストの項目作成を検知するポーリングトリガーを使っていて「少しお待ち下さい」となるので偉い方をイライラさせていたと思います。
項目を追加してほしいという要望もあるのでリストの列作成も試させていただきます。
恐れながら画面イメージを掲載させてください🙇♂️
PowerAppsまたはFlowに応答するアクション
- PowerAutomateからPowerAppsに結果を返す
- PowerAppsから関数「UpdateContext({flowResult:フロー名.Run()}」で処理結果を変数「FlowResult」に格納
- エラーが起こりそうな処理をスコープでまとめ成功した場合と失敗した場合で分けてPowerApsに返す値を制御可能
- PowerApps側でのエラー判定はIsBlankOrErrorで可能
こちらのアクションの使い方はヨウセイさんの気ままに勉強会に登壇でお教えいただきました。
資料をそのまま勝手に引用してすみません🙇♂️
恐れながらイメージも掲載させてください🙇♂️
SharePoint 複数の項目の取得 アクション
- SharePointリスト全行を取得する
- フィルタークエリで抽出条件を指定可能
-
フィルタークエリの比較演算子は下記を使用
- eq:左辺=右辺(Equal)
- ne:左辺≠右辺(Not Equal)
- gt:左辺>右辺(Greater than)
- lt:左辺<右辺(Less than)
- ge:左辺>=右辺(Greater than or equal)
- le:左辺<=右辺(Less than or equal)
- 全行とはいえMax5000件(ライセンスによる)に制限される
- 設定で改ページをオン、しきい値の初期値を100→5000に変更が必要
越後屋さんのブログにリストコピーする方法を記載してくださったので理解することができました、
他にもTeamsコネクタ、Excelコネクタ、Teamsコネクタなど勉強させていただいたのでまだまだ書きたいところなのですが、申し訳ないです。
学んだトリガー・アクションは別の機会としたくお願いいたします。
「PowerAutomateではじめる業務の完全自動化」書籍から学べたこと
たなさん、Miyakeさん、ようさん、石川さん、ふらりさんが開催されている気ままに勉強会でたくさんお教えいただき、おかげさまでありがたいことに業務で活用させていただいております。
ただ、書籍で一度も学んだことが無かったのでOtaさんの書籍を購入いたしました。
現場で使用しやすいフローを学べた
Forms、Teams、Outlook、SharePoint等のMicrosoft365でよく使用するサービスの組合せがたくさん記載いただいていたため、今の職場での利用シーンをイメージしやすく大変ありがたいです。
難しい処理、関数について学べた
PowerAutomateでアレイ、Json形式のデータを扱うのにまだ私は苦手意識があります。
文字列から分割してアレイ変数に格納したり、Jsonの解析アクションについて分かりやすく記載されていて少し苦手意識が無くなりました
また、文字列処理についても使用例が分かりやすく書かれており定型メールから文字を切り出す方法なども大変参考になりました。
大変分かりやすい書籍を世に出していただいてありがとうございました。
気ままに勉強会に参加して
参加せず一人で学習していたら、見るもの全てが初見になっていたと思います。
otaさんの書籍で学習していても、Googleでノウハウで調べてたとしても、Teams、承認コネクタ、SharePointコネクタなどは、あの時登壇いただいた資料にあったため、資料を復習させていただき関連付けて学習ができております。
学習を後押ししてくださって大変ありがとうございました。
最後に
前半は具体的な技術の話、後半は書籍やコミュニティといった話になり一貫性の無い記事になってしまった事恐れ入ります。
今年一年学習をさせて頂いた知識を社内やコミュニティにアウトプットして行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。