こんにちは、こんばんは!
このカレンダーを企画しているPromotion SGのリーダーの遠藤です。
趣味は、旅行・スポーツ観戦・ガジェットなどです。
今年、予想外に良かったガジェットはClaw A1Mです。
もちろんポータブルゲーミングPCとしては、ROG Ally Xとかの方が良いとは思うのですが、
Core Ultra5/メモリ16GのモバイルPCと見ると破格のお安さなので、
ドラクエ3やスト6などを手軽に遊びつつ、旅行時の文書作成などにも重宝してます。
また、Mac mini(M4 Pro)は予想通り凄く良いです。
では、本題に入りましょう!
Japan Evangelistの活動で目指していきたいもの
昨日登場した中村さんも触れていましたが、
今年Linux Foundation JapanはEvangelistプログラムを開始しました。
このプログラムは日本におけるLFプロジェクトのプロモーション活動を、よりコミュニティドリブンで行うことを目的としており、分野の異なる5人が初代Japan Evangelistとして就任しました。
今年の本アドベントカレンダーはそれを記念して、12/3から12/7まで5日連続して各Evangelistが自身の分野のコミュニティ活動を紹介していきます。
私の専門はOSPO/Open Chainとなっており、以下のような活動に力を入れています。
■様々な層へのオープンソース、コミュニティの重要性の訴求
日本におけるオープンソースコミュニティ活動をより活性化していくため、
エンジニア、リーガル、経営層、学生など様々な層にオープンソースやコミュニティ活動がなぜ重要なのかをお伝えする活動を行っています。
■OSPOの普及支援
組織におけるオープンソースの活用推進の「一つ」のアプローチとしてOSPO(Open Source Program Office)があります。
もちろん、OSPOを設置したからといって急に企業文化が変わるわけではありません。
しかし、組織にオープンソースコミュニティ活動の推進に向き合う人材をオフィシャルに配置することは、決して無駄にはならないと考えています。
福安さんが触れていたように、日本でも少しづつOSPOが増えていきました。
Open ChainやTO DO Groupなどとも連携してOSPOを設置したいと思う組織を増やし、その活動を支援しています。
うちもOSPO設置したいとお考えの方、是非お声がけください!
今年の具体的な活動
では、今年の活動例を見ていきましょう!
■OSSJ Japan Evangelist Panel
Open Source Summit Japan 2024にてEvangelistが全員ではじめて登壇するパネルディスカッションを行いました。
ここではオープンソースのサステナビリティを担保するために日本においてコミュニティ活動をより活性化させるための課題と、課題解決のための取組についてのディスカッションを行いました。
そのエッセンスは、本アドベントカレンダーでも共有されると思いますので、お楽しみに!
■Harvard Japan Day
Harvard大学で行われたボストンの学生の皆さんに日本のカルチャーやビジネスについて知って頂くためのイベントのパネルに参加してきました。
今回のテーマは如何にして日本のユニコーン企業増やしていくかというとても興味深いものでしたが、私はオープンイノベーションの観点から、スタートアップが周りを巻き込んでスケールアップしていくための施策に関してお話させて頂きました。
■ITmedia OSPO新連載
これまでOpen Chain Japan WG Promotion SGでは、ITmediaさんとOSSコンプラやSBOMに関する2本の連載を企画してきました。
そんな中、今年は「始めよう! 企業としてのオープンソース活動」という連載を立ち上げました。
この連載では、企業が組織としてオープンソース活動に何のために、どう取り組むかをキーパーソンのインタビューなども交えながら様々な視点から探っていくと共に、OSPOの活動紹介も行う予定です。
来年の展望
今年は昨年に続き、日本企業におけるOSPOの設置が少しづつ増えてきました。
来年もこの動きを後押ししていくと共に、
パブリックセクターやアカデミーセクターのコミュニティ活動の活性化やOSPO設置にも取り組んでいきたいと思っています。
ソフトウエアが社会の基盤になっている昨今、オープンソースの継続性に貢献していくことも、ある意味SDGsかなと思っています。
明日は、BlockchainのEvangelistである藤本さんの登場です。
お楽しみに!