履修証明プログラムなどの各種講座の受講歴を履歴書のどう描くか考えてみました。
ググってみると
〇〇年〇月〇〇大学 履修証明プログラム 〇〇プログラム 入校
〇〇年〇月〇〇大学 履修証明プログラム 〇〇プログラム 修了
と書くことになっているようです。そして履修証明プログラムは学歴に書けるようです。
ここで疑問が生まれました
履修証明プログラムなどの入校時期って必須でしょうか?履修期間は各講座でまちまちで1年間の講座もありますし、半年や2か月半とかいろいろあります。よって受講期間ではなく全体で何時間取り組んだかが重要ではないかと思います。
よって履歴書には入校は入れずに
〇〇大学 履修証明プログラム 〇〇プログラム(〇〇時間) 修了
と書けばよいのではと個人的に思います。それで何時間以上だったら自信をもって履歴書に書けますかという点について考えたことを記載します。履修証明プログラムは60時間以上の講座が対象です。よってその8割以上である48時間以上の講座なら自信をもって履歴書の書けるのではと個人的に思います。講座の受講だけでなく復習やアウトプットにどれだけ時間をかけたか面接で答えられるものを選んだ方がよいようですね。
科目等履修生、履修証明プログラム、公開講座、その他の受講歴を履歴書に書くかどうかは、以下の3つのポイントを軸に判断するのがおすすめです。
- 応募先企業・職種との関連性
応募先企業・職種で活かせる知識やスキルを習得した場合は積極的に記載しましょう。
関連性が低い場合は、スペースの制約なども考慮し、厳選して記載しましょう。
関連性の判断に迷う場合は、企業のホームページや求人情報で求める人物像を確認しましょう。
2. 受講内容の質とレベル
有名大学や専門機関が実施するプログラム、難易度が高いプログラム、希少価値の高いプログラムは積極的に記載しましょう。
内容が具体的で、企業にアピールできるポイントがある場合は、詳細を記載しましょう。
受講内容を証明する資料(修了証書など)があれば、合わせて提出することを検討しましょう。
3. スペースと全体のバランス
履歴書全体の見栄えを考慮し、スペースが限られている場合は厳選して記載しましょう。
学歴や職歴など、他の項目とのバランスを意識しましょう。
記載する場合は、簡潔で分かりやすい文章で書きましょう。
具体的な判断基準
上記のポイントを踏まえ、以下の基準を参考にして判断しましょう。
積極的に記載する
・応募先企業・職種で必須となる知識やスキルを習得した
・有名大学や専門機関が実施するプログラムを受講した
・難易度が高いプログラムを受講した
・希少価値の高いプログラムを受講した
・受講内容を証明する資料がある
厳選して記載する
・応募先企業・職種で活かせる知識やスキルを習得した
・一定のレベルのプログラムを受講した
・スペースに余裕がある
記載しない
・応募先企業・職種との関連性が低い
・内容が薄いプログラムを受講した
・スペースがない
記載例
科目等履修生
2023年4月~2024年3月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 科目等履修生として ○○科目 ○○科目 ○○科目 を履修
履修証明プログラム
2023年7月 ○○大学 ○○センター主催 ○○プログラム 受講
公開講座
2023年10月 ○○市生涯学習センター主催 ○○講座 受講
その他の受講歴
2022年5月 ○○株式会社主催 ○○研修 受講
注意点
受講内容を誇張したり、虚偽の内容を記載したりしないように注意しましょう。
略語や専門用語は避け、分かりやすい言葉で書きましょう。
誤字脱字がないように注意しましょう。
まとめ
科目等履修生、履修証明プログラム、公開講座、その他の受講歴は、応募先企業・職種との関連性、受講内容の質とレベル、スペースと全体のバランスを考慮して、厳選して記載することが大切です。
ここで一般的な話をします履歴書に書ける講座時間の明確な基準はありませんが、一般的には3時間以上の講座が履歴書に記載される目安とされています。
ただし、以下の要素も考慮する必要があります。
- 講座の内容
仕事に直接関連する内容であれば、短時間でも記載を検討しましょう。
例えば、接客業であれば「接客マナー講座(2時間)」、事務職であれば「Excel操作講座(3時間)」などです。
- 講座の主催者・講師
有名な企業や団体が主催する講座、著名な講師による講座は、短時間でも価値があると判断される可能性があります。
- 講座の修了証・認定証
修了証や認定証を取得している場合は、講座内容の信頼性を高めることができます。
- 応募する企業・職種
企業や職種によっては、短時間の講座でも評価される場合があります。
例えば、資格取得を必須条件としている場合は、その資格取得のための講座であれば短時間でも記載する価値があります。
- 履歴書の全体のバランス
他の項目とのバランスを考慮し、スペースが許す範囲で記載しましょう。
多くの講座を記載するよりも、応募する企業・職種に関連性が高い講座を重点的に記載することをおすすめします。
具体的な記載例
2023年11月 ○○株式会社主催「ビジネスビジネスマナー講座(3時間)」受講
2023年12月 〇〇大学公開講座「Excel関数活用術(4時間)」修了
2024年1月 〇〇協会認定「秘書検定3級対策講座(20時間)」受講中
判断基準のまとめ
・3時間以上
・仕事に直接関連する内容
・有名な主催者・講師
・修了証・認定証
・応募先企業・職種
・履歴書の全体のバランス
上記の要素を参考に、履歴書に記載するかどうかを判断基準の参考にしていただければと思います。