環境
Mac OS
Linux OS
など・・・
先に結論
動作確認
ホームディレクトリに移動します。(移動しなくても大丈夫です。)
$ cd
動作確認用のテストファイルを作成します。
$ touch ~/test.txt
テストファイルに適当な文字を入力し、保存します。
$ vi ~/test.txt
viエディタの編集方法
保存したテキストファイルをviエディタで開きます。
$ vi ~/test.txt
コマンドモード(viエディタ起動した状態のまま)で:set number
を入力しEnterを押します。
行番号を非表示にする場合は:set nonumber
を入力し、Enterを押します。
常に行番号を表示させる
これまでのやり方はviエディタでファイルを開くたびに":set number"を入力する必要があり、viエディタを終了すると、":set number"はリセットされます。
ここからは、viエディタを開いた時点から、すでに行番号が表示されている状態を設定して行きます。(設定はコマンド1行で終わります。)
$ echo "set number" >> ~/.vimrc
viエディタの設定ファイルの中身を確認
$ cat ~/.vimrc
以下のようになっていればOKです。
以上の設定で次回からのviエディタ起動時には最初から行番号が表示されている状態になります。
解説
$ cd
ホームディレクトリに移動しています。
本来は$ cd [path]
となりますが、省略された場合は、ユーザーのホームディレクトリが指定されます。
結論中のコマンドは全て相対パス(ホームディレクトリ"~"からのファイルパス)を指定しているので、ホームディレクトリに移動しなくても大丈夫としています。
$ touch ~/test.txt
touchコマンドはファイル作成コマンドです。
cat ~/.vimrc
catコマンドはシェル上でファイルの中身を出力するコマンドです。
$ echo "set number" >> ~/.vimrc
は
vi ~/.vimrc
INSERTモードで最終行に"set number"を追記し、
":wp"で保存終了
と同じことを行なっています。
echoコマンドは後に続く文字列をシェル上に表示させるコマンドです。
今回はリダイレクト演算子>>
によって、echoの出力内容を~/.vimrc
に追記しています。(.vimrcファイルがない場合は新規作成されます。viコマンドも同じくです。)
~/.vimrc
はviエディタの設定ファイルです。
viエディタ起動時には、このファイルに書かれたコマンドが先に実行された後、viエディタが起動します。