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書籍:リーダブルコードの中で個人的に意識すると決めたこと3選

Last updated at Posted at 2024-07-28

こんにちは!
先日「リーダブルコード」というIT界隈で有名な書籍を読みました。

プログラミングにおいて「リーダブルコード」とは、他の開発者や未来の自分などが理解しやすいコードを書くことを指します。これにより、コードの保守性が向上し、バグの発見と修正が容易になります。

本記事では、プログラミング初学者の私がこれから始まるチーム開発で個人的に意識しようと決めたリーダブルコードの内容を3つ紹介します!

最初に結論

  1. 適切なコメントを適度に書く
  2. 説明変数をつける
  3. 誤解されない名前をつける

順番に行きます!

1. 適切なコメントを適度に書く

コードからすぐにわかることをコメントに書かない

コメントの目的は、書き手の意図を読み手に知らせることです。また、コードの補足説明をするためのものであり、コードそのものが何をしているかを明確にする役割があります。

しかし、コメントは何でもかんでも残せばいいと言うものではありません。
以下全てに当てはまるコメントは不要と言えます。

  • コード自体が十分に明瞭
  • コードにはない新しい情報を提供するわけではない
  • 読み手がコードを理解しやすくなるわけでもない

悪い例:

# ユーザーの年齢が18歳以上か確認する
if $user.age >= 18;

このコメントは、コードが何をしているかをそのまま繰り返しているだけで、追加の情報を提供していません。コメントがなくてもコードの意味が十分に明確であるため、このようなコメントは不要と言えます。

良い例:

# ユーザーが成人しているか確認する
if $user.age >= 18;

このコメントは、コードの意図を明確にしており、処理がなぜ行われているのかを説明しています。コードを読む人が、この条件が何を意味するのかを理解しやすくしています。

コメントは短い文章で適切に

コメントは簡潔かつ明瞭であるべきです。長文のコメントは読むのが大変で、かえって読み手の理解を妨げることがあります。

悪い例:

# この部分のコードはユーザーが正しくログインしているかを確認し、不正なアクセスを防ぐために使用されます。ここでチェックされていないと、未認証ユーザーが不正にアクセスできる可能性があります。
if $user.is_authenticated;

冗長な説明は読み手に負担をかけ、コードの理解を妨げることがあります。

良い例:

# ユーザーがログインしているか確認
if $user.is_authenticated;

2. 説明変数をつける

説明変数とは

説明変数とは、コードの一部を説明するために用いる変数のことです。これにより、コードが何をしているのか一目でわかるようになります。

悪い例:

str = "123suzuki456";
x = str.substring(4,10);

xという名前では、変数の内容や役割が全くわかりません。

良い例:

str = "123suzuki456";
username = str.substring(4,10);

ここでは、str.substring(4,10)の部分がusernameという変数に代入されています。この例では、strの部分の文字列を取り出してusernameとしていることが明確になります。

説明変数を使用することで、コードの意図が明確になり、後から見たときにも理解しやすくなります。

3. 誤解されない名前をつける

抽象的な名前よりも具体的な名前を使用する

具体的な名前は、コードを読んだ時にすぐにその役割が理解できるため有用です。例えば、strという名前よりも、usernameuserIDといった具体的な名前の方が適切です。

悪い例:

$data = get_username_from_email(email);

dataという名前では、返されるものが何か明確ではないです。

良い例:

$username = get_username_from_email(email);

usernameという名前は、関数が何を返すのかを明確に示しています。

他の意味と間違えられることはないだろうか?と自問自答する

変数や関数の名前は、コードの理解を助けるために非常に重要となります。誤解を招く名前を避けるために、命名には特に注意を払います。

例えば、datatempといった一般的すぎる名前は避け、何を表しているのかが明確な名前を選びます。また、名前が他の意味と混同されないか確認することも重要です。

悪い例:

$tax_price = calculate_price(items);

tax_priceという名前では、計算結果が「税込」なのか「税抜き」なのか、はたまた別の税金関係の値なのか、さまざまな解釈ができ、読み手に誤解を与える可能性があります。

良い例:

$price_including_tax = calculate_price(items);

計算結果が「税込価格」というように、何を示しているのかを読み手に明確に伝えています。

まとめ

リーダブルコードを意識することで、他の開発者や自分自身などが後でコードを読み返した際の理解が容易になります。

適切なコメントを残し、説明変数を活用し、誤解されない名前を選ぶことで、読みやすいコードに近づくと思います。また、これらを意識することで、コードの保守性と品質が向上し、プロジェクト全体の効率向上にもつながると思います。

僕は今回記事にした内容を守って開発に取り組み、エンジニアとしてのレベルを上げていきます!この記事をご覧方になった方も、少しでもこの記事で学びになったことがあれば嬉しいです!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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