CapybaraでPixelを指定してドラッグ&ドロップ

CapybaraにはElementにdrag_toというメソッドがあり簡単にドラッグ&ドロップできるのですが、これはドロップ先のElementを指定し、その真ん中にドロップします。

もう少し細かい制御をしたかったのですが、そういうメソッドはないっぽいです（詳しく読んでませんがISSUEが立ってクローズされてるので実装しない方向で話がまとまってるようです）。

そこでSeleniumDriverのAPIに直接アクセスし実現してみました。

# sessionはCapybara::Session
driver = session.driver.browser

driver.action.drag_and_drop_by(
  # targetはCapybara::Node::Elementでドラッグするエレメント
  target.native,
  # toもCapybara::Node::Elementでドロップする対象
  to.native.location.x - target.native.location.x,
  to.native.location.y - target.native.location.y
).perform

Capybara::Session.driver.browserでSelenium::WebDriver::[YouBrowser]::Driverに、Capybara::Node::Element.nativeでSelenium::WebDriver::Elementにアクセス可能です。

drag_and_drop_byはオフセットを指定してドラッグ&ドロップします。SeleniumWebDriverのメソッドはSeleniumWebDriverのドキュメントでどうぞ。