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Vite を初めて触った時に調べたことまとめ

Last updated at Posted at 2024-11-06

概要

Vite で Vue.js 3 (TypeScript) の新規プロジェクトを作成した際に Vite について調べたことを記載します。

Vite とは

"ヴィート" と発音する。

JavaScript のビルドツール。
従来のビルドツール (webpack や Rollup、 Parcel) より高速にビルドできる。

従来のビルドツールは全てをビルドするが、 Vite は必要な分だけビルドする。

webpack がデファクトスタンダードだが、次世代のビルドツールとして Turbopack と共に注目されている。

特徴

  • npm の依存関係の解決と事前バンドル
  • Hot Module Replacement
  • TypeScript をサポート (トランスパイルのみ)
  • 様々なフレームワークをサポート

Hot Module Replacement (HMR)

HMR 機能を備えたフレームワークは、 API を活用して、ページを再読み込みしたり、アプリケーションの状態を損失することなくコードの変更を反映できる。
この機能によって、開発の生産性が向上する。

CLI

ref: コマンドラインインターフェイス | Vite

開発サーバー

vite

Vite 開発サーバーをカレントディレクトリで起動する。
vite devvite servevite のエイリアス。
つまり vite と叩いたときと同じ挙動をする。

詳しくはこちら

ビルド

vite build

プロダクション用にビルドする。

index.html とプロジェクトルート

Vite プロジェクトでは、 index.htmlpublic 直下ではなく、プロジェクトルート直下にある。
これは意図的なもので、 Vite プロジェクトは index.html をソースコードの一部として扱っており、アプリケーションのエントリーポイントとなっていることを明示するためだと思われる。

create-vite

よく使われるフレームワークのテンプレートを元に、プロジェクトを素早く開始するためのツール。
例えば、 vue-ts をテンプレートとして指定すると、 TypeScript の Vue.js のプロジェクトをテンプレートから生成することが出来る。

npx create-vite <project> --template <template>

<project>.とするとカレントディレクトリにプロジェクトを作成する。

設定まわり

ref: Vite の設定 | Vite

コマンドラインから vite を実行すると、 Vite はプロジェクトルート無いの vite.config.js または vite.config.ts という設定ファイルを自動的に解決しようとする。

その他

vite-env.d.ts

環境変数に型を定義するときに用いる。

参考資料

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