2021年6月19日、Python 3 エンジニア認定データ分析試験およびPython 3 エンジニア認定基礎試験、統計検定2級に合格しました。1日で3つの試験を合格しました。センター試験のような緊張感でした。2ヶ月で3つ同時に合格した勉強方法を振り返ります。
基礎試験 https://www.pythonic-exam.com/exam/basic
データ分析試験 https://www.pythonic-exam.com/exam/analyist
今なら受験の宣言で書籍がもらえます。https://www.pythonic-exam.com/archives/news/555camp
自分のスペック
・国立大学理系修士卒
・博士課程は金銭的に2年で退学
・エンジニア職ではなく、プログラミングもほぼ初めて
1.準備
2021年4月より職業柄キカガクのメディカルAI学会公認資格にまずチャレンジしました。毎日4時間ほど手を動かし、pythonを打ち込みました。
https://cbt-medical-ai.kikagaku.co.jp/
5月中旬には資格認定してもらえました。
脱ブラックボックスコースと、メディカルAI基礎コースがありますが、脱ブラックボックスコースだけで十分です。この過程で、基本的な数学の知識、なんとなくpythonの書き方、google cholaboratoryの使い方を少しずつ覚えられるので、これをやりながら必要に応じてYouTubeなどの解説動画を適当に探して読みました。
2.Pythonエンジニア認定基礎試験
こちらは基本的な構文の勉強が必要になるので、YouTubeで勉強しました。いまにゅさんのチャンネルです。
https://www.youtube.com/channel/UC0xRMqPOyRNPTaL6BxhbCnQ
模擬試験はDIVE INTO EXAMを何度もといて、問題とその答えの理由を納得行くまで覚えました。ネット上に解説しているページはたくさんありました。
https://exam.diveintocode.jp/exam
もともとの参考図書のPythonチュートリアルはネット上に落ちているので買う必要はないです。
https://docs.python.org/ja/3/tutorial/
これよりも、YouTubeの解説の動画を写経し、DIVE INTO EXAMの内容を暗記するほうが大切です。模試はプール問題からランダムに出題なので、見たことある、ってなってきますが、ちゃんと理論を理解していけば良いと思います。10周くらいしましたし、試験直前も何度も解いていました。
試験自体は60分ですが、20分くらいでとき終わりました。なめてかかったので落ちそうでしたが無事に受かりました。
2.Python 3 エンジニア認定データ分析試験
こちらはちゃんと参考書を写経しました。Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書
https://www.amazon.co.jp/dp/4798158348/
普段仕事で使うのはnumpyとscikit learnなので、PandasやMatplotlibにはなれていませんでした。写経をひととおりしました。
こちらはDIVE INTO EXAMよりも、まずPRIME STUDYの第1回模擬試験の解説をちゃんと理解することが大切です。動画を3周しました。https://study.prime-strategy.co.jp/coverage/py3an1-01/
そして、余力があったらDIVE INTO EXAMをやりました。
こちらも本番は60分ですが、30分ほどで終わりました。
出ない範囲は勉強せず、とにかく4つのモジュールの使い方をちゃんと暗記することが近道です。数学的なことは高校の範囲内なのでかんたんだと思いました。
3.統計検定2級
これが最も腰を据えてちゃんと勉強したものです。高校の数学のごとく、ちゃんと勉強する必要があります。
まず統計Webをちゃんと理解するところから始まります。紙と鉛筆をもってきちんと計算していきます。電卓も使って電卓を普段使っていない方は操作になれたほうが良いと思います。
https://bellcurve.jp/statistics/course/
次に、問題集直近2年分を購入し、まず1年分解いてみると、あー普通の数学の問題なんだなー、とわかります。
何が苦手かを把握して、再度統計Webを読みます。
そして、問題集を2周しました。もちろん、高校の時のようにわからなかった問題にチェックを付けて、その問題は何度も見直せるようにしました。
また、暗記でとく部分は、チートシートがネット上に落ちているのでそれを用いました。
結局これが最も時間がかかり、1日3時間、3週間位勉強しています。100時間弱は必要と思います。
本番のCBTは、紙の試験のように誘導はなく、1問1答形式なので、急がなくてはなりません。紙の試験と違って時間がたりませんので、計算量が多そうなものは飛ばしたほうがいいです。紙の問題のつもりでCBTの望むと痛い目にあいます。
私はギリギリ合格できました。時間配分がしんどかったです。
また、A4のコピー紙とボールペンが渡されますが、圧倒的に紙が足りないです。A4のコピー用紙持っていって正解でした。
以上、3つの試験を同じ日に受けて3つとも合格した、という体験記でした。
キカガクの脱ブラックボックスコースをまずやってから、この3つの試験を受ける、というのはもしかしたら逆だったかもしれません。先にこの3つの試験の勉強をした上で、脱ブラックボックスコースのほうが本当はいいのかもしれません。