またまた参加レポートのメモ形式で。
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Speaker
- 工藤 達之様(株式会社サイバー・コミュニケーションズ Project Designer, Strategy Division)
- 上野 武史様(Dennoo Inc. Senior Product Director)
- 八子 武司様(Dennoo Inc. Software Engineer)
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outline
- 米国を中心に世界的に盛り上がりを見せる動画広告市場、その流れは着実に日本にも押し寄せてきています。昨年から動画関連の会社が続々と日本市場に参入しており2014年は日本の動画広告市場がいよいよ本格スタート、動画広告元年と言われています。
本セッションでは動画広告の変遷とインフラのイノベーションの関係など、動画広告を支えるインフラについて、実データや配信に携わる現場の声をご紹介します。
動画広告の採用を検討している方からインフラ構築ご担当の方まで幅広くお聞きいただけるセッションです。
動画広告の歴史
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1990中頃
- 56kbpsくらいの頃から
- gifアニメーション
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2000~
- 1.5Mbps~10M
- gifアニメーション
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2003~
- FTTH, 10Mbps~100Mbps
- flashバナー
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2013~
- FTTH, LTE, 100Mbps, 1Gbps
- InBanner, In-stream, in-read
- smartphone
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過去2回のは通信速度の改善によるもの
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クラウドの導入によるインフラコストの削減が可能になった
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youtube利用者が5年で15倍
2014の動画広告元年は何が違う?
- RTB, DSP, SSP, OVP, ADEXが黒船のように襲来
コンテンツ視聴状況
- 3600万人が動画サイトを利用
市場規模
- TVOD
- 都度課金型
- ワーナー
- SVOD
- 定額動画配信
掲載媒体
- in-streamの9割がyoutube
Dennoo
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動画のインプレッション
- 動画の視聴時間を価値として提供
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過去の動画広告の問題
- ユーザ側
- 端末性能
- 回線
- システム側
- 媒体側
- 転送する動画の容量が大きいので転送料がかかる
- オンプレインフラの限界
- 集計項目が多いので鯖代がかかる
- 再生開始, 完了, マウスオーバー,
- UA, referrer
- レポートのバッチを高速にまわす必要がある
- O2Oとかだと特にアクセス数が多くて死ねる
- 転送する動画の容量が大きいので転送料がかかる
- 広告主側
- 高すぎるインフラコストが広告料金に反映されて広告費が高い
- 静止画広告の10~100倍くらい
- 費用対効果の面で躊躇する原因
- 高すぎるインフラコストが広告料金に反映されて広告費が高い
- ユーザ側
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結果として動画広告市場が立ち上がらなかった
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現在
- 再生ができる環境になった
- 回線
- LTE/Wifi
- 回線
- Amazon CloudFrontが使える
- 大量のログの複雑集計
- S3,RedShift, MapReduce
- インフラの低コスト化により広告料金が下がってきた
- ターゲティング制度
- リーチの大きさ
- 接触頻度のコントロール
- 再生ができる環境になった
解決策
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開発者
- Dev: 2人
- Ops: 1人
- コードに集中
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ELB
- RTB server
- AD serverのhttp(s)のロードバランシング
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EC2
- scalaで
- RTB
- AD
- Console
- Batch
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CloudFront
- 転送料が決め手
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S3
- 大量のログ保存
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Redshift
- 今まではHadoopでやっていたが多様な分析項目処理するために利用
- Hadoopでインフラコスト削減の削減;w
- Flydata社の支援により導入
- 2週間で導入
- Hadoopで5時間のし処理が5,6分
- バッチの間隔が短いのでほぼリアルタイムでの分析が可能になった
- コストもやすくなった
- 選定基準
- 1TB~PBデータの分析
- それより小さいのはRDBでおk
- 短い間隔で何度もデータ分析したとき
- SQLで分析できるデータ構造
- Hiveなら簡単
- 1TB~PBデータの分析
- 無料トライアルがあるので試してみてね
今後動画広告が発展していくために
- 経済的な機会の存在をしること
- 2兆円市場を作る気概をもつ
- 4要素の歯車
- 配信コスト
- 権利処理
- 優良コンテンツ
- 収益