概要
izm さんが地方で勉強会があったときに参加する技術をまとめてくれたので、私は地方で学生が技術コミュニティを作った技術の話でもできれば。
https://gist.github.com/neon-izm/c35a7544a24d109507118aa77f27e031
ちなみに私は5年前ぐらいにIGDA琉球大学というゲーム開発に関するコミュニティを立ち上げて、沖縄で GameJam や勉強会を開催していました。
ちなみに参加者側の視点のやつは、izm さんの gist を読んでね!
最低限でも名刺をつくるのと、Facebook や Twitter などでつながっておこうね!!
コミュニティのリーダーがやること
といっても、コミュニティを作ってもいきなり大きいことは多分ほぼ無理なので、地道に小さいことからやっていきましょう。(大きいコネクションがすでにある人は対象外)
コミュニティを開く前に
- まずは、その地方に作ろうとしているコミュニティに似ているところが無いかどうか探してみましょう。もしあったらまずそこに参加!そこの参加者が、のちの参加者になったりコアメンバーになってくれたりします。
- IGDA琉球大学を開く前に、沖縄で開催された GameJam に参加してそこで知り合いを増やしていきました。
まずはコミュニティの方向性を考える
- 一概にコミュニティといってもいろんな方向性があります。そこがブレると参加者もブレるのでテーマを絞りましょう。
- 私がゲームに関する技術コミュニティを開いたときには、ゲーム開発コミュニティが沖縄になかったです。
小さくイベントを開催 & コミュニティのWebPage の作成
イベント開催
- コミュニティを作ったら、まずはイベントを開きましょう。同じような仲間を見つけたら巻き込んでいきましょう。(これが結構疲れる)まずは身内で小さくてもいいのでイベントをやりましょう。
- ちなみに私はゲームジャムを開きました。(参加者12名ぐらい)
- 小さなイベントでしたが、Unity Technologies Japan の方々に協力していただきました。
絶対にWebPageを作ってイベントレポートを書く
- WordPress でもなんのブログサービスでもいいので、イベントを開催したら、 絶対にイベントレポートを書いてください。 このイベントレポートが、後々のコミュニティ活動に響きます。やはり活動実績が有ると無いのでは、前者のほうが第三者も安心してコミュニティに参加できますよね?
- IGDA琉球大学の設立と同時に WordPress でページを作りました。
参加経由で (ねずみ講形式) たくさんの人を巻き込んでいく
- イベントを開くたびに新しいひとを少しでも巻き込んでいくように気をつけましょう。身内で固まりすぎると、今度は第三者が入りにくいような雰囲気になりますので注意。常に新しいひとを巻き込みましょう。その段階で、学生だけでなく社会人も巻き込める可能性があります。
- 一番最初に参加した GameJam で仲良くなった人(社会人)経由で、いろんな会社のいろんな社会人に参加呼びかけしてもらいました。
- IGDA琉球大学と「琉球大学」という名前がついていますが、琉球大学の学生だけでなく近隣の大学の参加者や専門学生など非常にたくさんの学校の参加を広げることができました。
学生だけでなく、社会人も巻き込もう
- 学生の技術コミュニティでも、社会人を積極的に巻き込んでいきましょう。やはり、学生と社会人では経験がダンチです。たくさん学べることもありますので、ガンガン巻き込んでいきましょう。社会人を巻き込んでいくと、人が人を呼び、さらにいろんな会社の人とつながりができていきます。
参加者のことを考えるのではなく、その地方にとってどう貢献するか考える
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社会人を巻き込む段階でこのあたりを考えていきましょう。開いたコミュニティはどのようにその地方を活性化していくのか目標を考えていきましょう。(本当は最初からあったほうがブレないとは思うけど)
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これを考えるころには、毎回20~30人近くの方々が参加するようなコミュニティになっていたので、かなり豪華なメンバーが県外から登壇者として参加していただけました。(とりあえず自分がコーディネートしていたイベントレポートなどを貼る)
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これだけのメンバーを学生だけで共有するのはもったいないと思い、沖縄県全体の技術力底上げのためにたくさんのできる限りの人を集めました。
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ちなみにお気持ちとしては、沖縄県の学生が東京に羽ばたいてほしいと思っていろいろ開催していました。(沖縄のITの初任給は高くて20万円いかないぐらい。東京だとサイバーエージェントが34万円(新入社員で入った当時)だから多少はね?)
最後に
- 正直設立から運営まで疲れました。が、得るものも非常に大きく、東京に就職してからもその縁があり、たくさんの人にお世話になっています。
- 運営は一人でできません。(マジで)そこで必要なのはたくさんの人を巻き込んでいく力です。たくさんの人を巻き込んでいきましょう。