AWSを使った動画配信についてメモ
AWS Media Services
動画配信に使えるAWSの一連のサービス群
上記2つの画像は下記動画より参照
【AWS Black Belt Online Seminar】AWS Media Services で始めるライブ動画配信
ハンズオン 01 AWSで動画配信をはじめよう
前提:
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有効なAWSアカウントがある
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OBSをインストールしていること
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第一章 シンプルな HLS ライブ配信
- 所要時間20-30分
- AWS MediaStoreとMediaLive、OBSだけで完結する
- OBS→MediaLive→MediaStore→hls.jsを使って配信確認
※ 第一章のハンズオンをした場合の料金 合計で0.68ドルぐらいかかりました。
数分程度のストリーミングでこれなのでやっぱり配信はお金掛かりますね。
OBS
- OOS リポジトリ→https://github.com/obsproject/obs-studio
- C, C++で書かれている
- 動画データの転送にはReal Time Messaging Protocol (RTMP) を使う
- How to Use OBS Studio - Complete Tutorial for Beginners!
インストール
プロトコル
HLS(HTTP Live Streaming)
参照 HTTP Live Streaming, HLSのまとめ 概要・仕組み・課題など
- HLSはApple社が開発した技術
- 現在ではHTTPストリーミング配信では最も多く利用されているプロトコル
- HLSはインデックスファイル(.m3u8)とセグメントファイル(.ts)に分かれて配信される
- ハンズオン第一章で配信開始後にMediaStoreで.m3u8の拡張子を探した理由
- インデックスファイル(.m3u8)は動画をスムーズに再生させるように以下を記述
- 配信形式を指定、
- tsファイルの順番や秒数
- ファイル名を定義
- セグメントファイル(.ts)
- 動画コンテンツを格納したファイル
- インデックスファイルに定義された規則に従って再生
RTMP (Real Time Messaging Protocol)
参照: RTMPの2021年以降の話 ~ Adobe Flash以外の動画配信での使われ方
- Adobe が開発している、Adobe Flash プレーヤーとサーバーの間で、音声・動画・データをやりとりするストリーミングのプロトコル
- Flashの技術なので現在サーバ→デバイスなどの技術として使われているわけではない
- 現在でも映像をストリーミングサーバなどに伝送する場面で活用されている
- TCPベース
- すぐには無くならないだろうが、別のプロトコルもあるのでゆくゆくは廃れるかも