去年の2018年12月2日にRuby技術者認定試験を受験したのでそのことをまとめます。
Ruby技術者認定試験とは?
そもそもRuby技術者試験とはなんぞや?と言う人も多いと思います。
Ruby技術者認定試験制度は、Rubyベースのシステムを設計、開発、運用するエンジニア、Rubyでシステム提案を行うコンサルタント、Rubyを教える講師及びRubyを学ぶ学生などを対象とした認定試験制度です。認定者は、Ruby技術者としての技術力を公正に評価され、高い水準のRubyによるシステム開発能力を持つことを認定されます
参考 : RubyAssociation公式サイト
まあ、**簡単に言うとRubyエンジニアとしてある程度の知識を持ってますよ!**と証明できる資格ということです。
Ruby技術者認定試験には基本レベルのSilverと応用レベルのGoldがありまして、私はSilverを2018年10月に受験して合格済みです。
これで調子に乗ってGoldもとってやるぜ!となって受験した流れになります。
勉強スケジュール・内容
Gold受験の勉強期間は1ヶ月です。
■ Ruby技術者認定試験合格教本を3週する。
■ メタプログラミングRuby 第2版の試験範囲1章 ~ 4章を3週する。
■ Ruby技術者認定試験合格教本の巻末にある、RubyGold演習問題を全問正解するまでひたすら繰り返す
■ 隙間時間(通勤時間など)にスマホでITトレメというサイトを使って演習問題を解きまくる。
■ Githubのサンプルクイズを全問正解するまでひたすら繰り返す。
参考書でインプットしてクイズでアウトプットするという手順で勉強していました。
試験結果
.......はい、不合格でした。
合格点75点で自分の点数は72点でした。
50問100点満点なので、あと1問正解してたら合格でした。
そう、あと1問........
受験結果見た最初の感想は"俺持ってなさすぎ!"でしたwwwww
受験するメリット
まあ、結果は不合格だったんですが。勉強して感じたメリットをまとめます。
■ 勉強する習慣がついた
■ メタプログラミングを勉強することで、Rubyの設計思想を学ぶことが出来た。
正直な事を言うと、Goldレベルは上級レベルで普通の現場では使わないテクニックが多いです。現場で使えるような知識を身に付けたいならSilverがオススメです。組み込みクラス(配列、ハッシュ、文字列)、オブジェクト指向の基礎などが体系的に学べます。
受験するデメリット
■ 時間がない中で勉強すると睡眠時間が削られる。
■ 遊べに行けなくなる。
■ 受験料がバカ高い(16,200円)
感想 / まとめ
プログラマーは資格勉強する時間があれば、コード書けと言う人も多いと思います。
ちなみに僕もその類の人でした。ですが、Ruby技術者認定試験で体系的にRubyを学んだことによって今まであれなんでこのコードで動くんだろう?と思って書いてたコードが、なるほどRubyの文法的にこうだから動くんだな!のような瞬間が多くありました。
Goldは残念なことに合格まで1問足りずに不合格でしたが、一年後くらいにリベンジするつもりです。
2020年9月追記
リベンジするといって2年くらい経ちましたが、結局受験まだしてません笑
というのも、RubyGoldの受験内容は実務で利用しないレベルで勉強する意味がないと決断したからです。
メタプロやRubyの黒魔術、Rubyのプログラミング構造レベルで理解したい人には受験をオススメするのですが、あくまで実務レベルの観点で言うと、Goldの受験は意味ないと思います。
ちなみに、受験勉強で利用した参考書はRuby技術者認定試験合格教本です。