UWSCで環境変数を読み書き、永続変数的な使い道も

コード

envval.uws

print GetEnv("SystemRoot")      //環境変数"SystemRoot"を取得、多分"C:\WINDOWS"
print GetEnv("CUSTOM1")         //環境変数"CUSTOM1"値を取得、
                                // 実行1回目は存在しないので空、二回目は前回保持されたGETTIME値
SetEnv("CUSTOM1", GETTIME() )   //GETTIME値を環境変数"CUSTOM1"にセットする
doscmd("cmd /k echo !%CUSTOM1%!",false,true) //子プロセスに引き継がれる

//環境変数を取得
function GetEnv(name)
	DEF_DLL GetEnvironmentVariableA(string, var string, long ): long: Kernel32.dll

	result = empty
	len = GetEnvironmentVariableA(""+name,int(0),0) //必要バッファ長さ
	if len > 0
		buf = "                                                                 "//64文字
		for i=0 to int(power(len,-2))-6
			buf = buf + buf
		next
		len = GetEnvironmentVariableA(""+name,buf,len)
		result = COPY(buf,0,len)
	endif
fend

//環境変数をセット
function SetEnv(name,value)
	DEF_DLL SetEnvironmentVariableA(string, string): long: Kernel32.dll
	result = SetEnvironmentVariableA(""+name,""+value)
fend

応用

SETした場合、UWSCのプロセスが終了しない限り環境変数が保持されるはず。
このため、ランチメニューからスクリプトを起動するのであればPHPの$_SESSION変数のような感覚で利用できるかも。
スクリプトが終了しても消えない変数としての利用や、スクリプト間で環境変数を共有するなどの使いみちが考えられる。

補足

• 環境変数セットの影響があるのはスクリプトを動かしたUWSCのプロセス、またはこれから起動されたサブプロセスのみ。システム環境変数はこの方法で変えることは出来ない。